ロマンスファンのサイトで当たり前のように使われている言葉や記号を、
こちらにまとめていきたいと思います。
尚、個人のサイトでサイトオーナーの方が独自に作られた言葉は、
基本的に入れない方針です。
自然発生した言葉や一般的な言葉に限ります。
コメントは管理人の独断と偏見が入っています。
「これは違うでしょ?」「これも加えて!」「この言葉は何?」などなど、
ご意見・ご感想・新用語および誤字・脱字・リンク切れ等がございましたら、
掲示板にてお教えください。随時、追加・修正いたします。
作成:2003/10/01,最終修正:2016/11/23 byおとなしおっと
◆索引◆
◆アルファベット◆|ABCDEFG|HIJKLMN|OPQRSTU|VWXYZ|
ア行 | |
アフロディーテ | ハーレクイン・アフロディーテ→HA |
アルファベット | 【alphabet】アルファベット。AからZまで。 英語の単語か長い言葉の略。 カテゴリーを表すアルファベットは、本の背表紙についている通し番号のアルファベットが元になっている。 サンリオ時代はなかった。 →アルファベットの項目 |
アメリカンロマンス | ハーレクイン・アメリカン・ロマンス→A |
イマージュ | ハーレクイン・イマージュ→I |
ヴァージン | →バージン。 |
ヴァンパイア | 【vampire】バンパイア。吸血鬼。人の生き血を吸う魔物。 弱点は、十字架とにんにくと太陽の光とされている。 物語としては、『吸血鬼ドラキュラ』が有名。 モデルはワラキア(現ルーマニア)のブラド串刺し公と言われている。 『「夜な夜な美しき乙女の生き血を求めてさ迷い歩く魔物。」 もう設定だけでハンサムなヴァンパイアに血を吸ってもらいたいと思う女性は多いはず。 ロマンスでも最近ヴァンパイアヒーローの人気は静かなブームとなっている。』(ピーチ様より) 愛は種族の違いを超える……。 |
ヴィレッジブックス | 【village
books】ヴィレッジブックス。 ソニーマガジンズから出版されているロマンス文庫。 良質で読み応えのある作品が特徴。 表紙はイラスト。背表紙は白。 |
ウエディング・ストーリー (ウエディング本) |
ウエディング・ストーリー→W |
ウーマンリブ | 【women's
lib】女性解放運動。women's Liberation movementの略。 ロマンス小説の中では、「君はウーマンリブを支持しているらしいね」「いいえ。経済的な自立は必要だと思うけれど、そこまで過激じゃないわ」等という会話が繰り広げられることがある。 この後、男尊女卑やフェミニストについて語り合ったり、喧嘩したりする。 管理人には、よくわからない会話でついていけなくなる。 |
エクスタシー | ハーレクイン・エクスタシー→E |
エクストラ | 【Extra】エクストラ企画。 各シリーズより不定期に刊行。 新作、再録、長編、短編などを織り交ぜて1冊にまとめたもの。 総じて分厚い。 通常のアルファベットの略号末尾に『X』がつく。 シルエット・スペシャルエディション・エクストラ→NX シルエット・ディザイア・エクストラ→DX シルエット・ラブ・ストリーム・エクストラ→LSX ハーレクイン・イマージュ・エクストラ→IX ハーレクイン・ヒストリカル・エクストラ→HSX ハーレクイン・ロマンス・エクストラ→RX |
エディション | シルエット・スペシャル・エディション。→N |
エピローグ | 【epilogue】結び。終章。 数日後や数年後、時には何十年か後の主人公達の幸せな様子が描かれている。 ←→プロローグ |
エメラルド・ロマンス | 【Emerald
Romance】エメラルド・ロマンス。 J.M.O.より出版されていた。休刊。 既に夫婦となっている男女が主人公。 表紙は結婚指輪らしき金の輪の中に男女のイラスト。 背表紙はブルーグレーで蝶のマーク有り。 |
エリザベサン・シーズン | ハーレクイン・エリザベサン・シーズン→HES |
オークション | 【auction】競売。競り売り。 ネット・オークションでは、レア本は高値がつくことがあるらしい。 ロマンス小説の中では、慈善事業の資金集めため、素敵な独身男性(もちろんヒーロー)とデートする権利を勝ち取ることができるオークションが開かれることがある。 |
オフィス | 【office】会社。事務所。 オフィスもの: ヒーローとヒロインが同じ会社、もしくは仕事場で働いている話。 ヒーローが社長や社長の息子であることが多い。 優秀な現場監督・研究者のこともある。 稀に中間管理職のヒーローも存在する。 ただし、以後、大幅な昇進の可能性がある優秀な社員に限る! 対するヒロインは、秘書・タイピスト・会計士・開発スタッフ・ライバル会社の社長・受付嬢など。 |
オフ会 | 【off-line meeting】オフライン・ミーティング。 ネットで知り合った者同士による現実世界での親睦会。 ロマンスオフ会は、関東と関西で大きなものが行われることが多い。 地域ごとに小さなオフ会が行われていることもある。 食事をして、情報交換をして、古本屋に行くことが多いようだ。 管理人は参加したことがないので、詳しいことは聞かないように。 |
カ行 | |
カウボーイ | 【cowboy,cowhand】アメリカ西部の牛飼いの男。 ヒーローの職業の1つ。 カウボーイハットもしくはステットソン帽と、ジーンズとウエスタンブーツが必須アイテム。 乗馬と投げ縄が得意。 高校卒業後、ロデオ選手をして賞金を稼ぎ、引退後、牧場主になるケースも多い。 ヒーローがカウボーイの場合、基本的に牧場ものとなる。 |
カテゴリー | 【category】部門、部類。 話の傾向によって、RやIやLやDやTなどの部門に分かれている。 シリーズとも言う。 |
カミングアウト | 【coming out】秘密を公けにすること。 ここではロマンスファンであることを家族・友人・知人に明らかにすること。 長いこと隠れファンだと、結構、勇気がいるらしい。 管理人は最初からオープンにしている。 |
クーポン | 【coupon】(仏語) 商品券。無料優待券。割引券。 ハーレクイン・クラブ会員のためのクーポン券。 最終ページについていて、切り取るようになっている。 集めると読者プレゼントに応募できる。 |
クラシックス | ハーレクイン・クラシックス。→C |
クリスマス・ストーリー (クリスマス本) |
クリスマス・ストーリー。→X |
ゲット | 【get】得ること。手に入れること。捕獲すること。→GET |
コーヒー | 【coffee】珈琲。飲み物。 朝、これを飲まないと目が覚めないというヒロインが多い。 最近は、カフェインレスを愛用する人が増えてきた。 |
コミック・ミラ | →COMIC MIRA |
コレクター | 【collector】収集家。 『好みに合わないロマンスでも「レア本」であると聞けば集めずにはいられない人のこと。 「私はコレクターじゃない」と言う人も、実は蔵書が1,000冊超える場合は非常に多い。 あるシリーズを全巻揃えることを「全巻コレクター」という。』(ピーチ様より) |
コンテポラリー | 【Contemporary】現代の。その当時の。同じ時代の。 【Contemporary Romance】コンテンポラリー・ロマンス。 J.M.O.より出版されていた。休刊。 現代物の長編ロマンス。分厚い。 |
コンプリート (コンプ) |
【complete】完全に揃えること。 作品数の多い作家をコンプリートするのは大変である。 レア本が混ざっていると非常に大変な目にあうかもしれない。 |
サ行 | |
サクセス・ストーリー | 【successe story】成功物語。立身出世物語。 ヒーローは、少年時代は極貧の生活を送り、見事チャンスを物にして、裕福な身分へと一代にして成り上がることも多い。 もちろん初めからの名門・大富豪もいる。 |
サスペンス | 【suspense】サスペンス。 作品中で事件が起こり、はらはらどきどきするような緊張感や不安感が引き起こされる話。 |
サスペンスロマンス | ハーレクイン・サスペンス・ロマンス。→U |
サマー・シズラー | サマー・シズラー。→Z |
サンリオ | 【Sanrio
Company】サンリオ社。 一時期、ロマンス小説を出版していた。 シルエット系の初期や、シルキーロマンス、バーバラ・カートランド・ロマンス、独自のサンリオ・ニューロマンスなどを出版。 |
サンリオ・ニューロマンス | 【Sanrio New
Romance】サンリオ・ニューロマンス。 日本人作家によるロマンス小説。サンリオ社より出版。休刊。 |
シーカー | 【seeker】探す人。探求者。 古本屋に探求本リストを持っていくようになったら立派な古本シーカー。 |
シーク | 【sheikh,sheik】(アラブ人の)首長。長。族長。 ロマンス用語においては、大富豪で傲慢な砂漠もののヒーローを意味する。 何故か、母親がイギリス人やフランス人で、イギリス留学をした経験があることが多い。 |
シークレット・ベイビー | 【secret
baby】秘密の赤ん坊(直訳)。隠し子。 シークレット・ベイビーもの: ヒロインはヒーローとかつて恋人か夫婦の関係だったが、何かの誤解が元でヒロインはヒーローの元を去る。 その後、ヒーローには内緒で子供を産み育て、再会する話。 もとさやものの一部。 管理人は、子供があまりにも大きくなってから再会する話はちょっと苦手……。 |
シスター | 【Sister】修道女。カトリック教会の尼僧。 修道院で一定の規律を守って暮らしており、結婚をしない誓いを立てている。 男性の場合は修道士(ブラザー)、叙階を受けると神父(ファザー)となる。 ロマンス小説では、修道院付の孤児院育ちで世間を全く知らない天涯孤独のシスター(ただし宣誓前)がヒロインとなるシンデレラ・ストーリーもある。 また、ナースも病院内でシスターと呼びかけられることがある。 |
シズラー | サマー・シズラー。→Z |
ジャンル | 【genre】部門、種類。作品の形態上の分類や様式。注)フランス語。 ロマンス用語においてジャンルといえば、ヒーローとヒロインの環境設定を表す。 秘書もの・牧場もの・病院ものなど様々な分け方がある。 いくつか重複することもある。 (例:舞台は牧場もので、ヒロインが記憶喪失もので双子もの……等) |
シェリー | 【sherry】酒。スペイン南部原産の白葡萄酒。それに類するもの。 頭の固い父親だと、女性には、シェリーより強い食前酒は飲ませないらしい。 ようするに白ワインの一種ということか……? |
ショート・ラブストーリー・コンテスト | 【short love story
contest】ハーレクイン社ショート・ラブストーリー・コンテスト。 短編恋愛小説の競技会。 2005年夏に第1回目のコンテストがハーレクイン社主催で行われた。 日本人が主役、もしくは日本が舞台となるラブストーリー(と第1回の募集内容には書かれていたはず)を公募。 受賞作品は文庫化した。→HQSP 2006年に第2回目のコンテストが行われた。 |
シリーズ |
作品が、ある特定地域や特定家族を主題に複数の本に渡って描かれていること。 |
シルエット | 【Silhouette】影絵。シルエット社。シルエット・シリーズ。 ハーレクイン社のアメリカの姉妹会社。及びそのシリーズ。 (……というか、一部門というか、複雑なようでよくわからない。) 1984年発行分までは、Simon&Schuster社の発行しているシリーズだった。 その後、ハーレクイン社と合併あるいは提携したものと思われる。 日本では、初期のシルエット・シリーズはサンリオが出版していた。 アメリカ作家がメイン。全体的に軽快な雰囲気。 マークは男女が向かい合っているシルエット(影絵)。 以前は、楕円形の中に男女だったが、現在は逆三角形(▽←この形)の中に男女。 D,N,IM,L,LS,ファーストラブなど。 |
シルエット・ロマンス | アメリカが舞台のロマンス。→L |
シルキーロマンス | 【Silky Romance】シルキーロマンス。 LとDが混在した雰囲気。 表紙は、パステル系の枠組みに写真→イラスト。 背表紙に濃いピンクのハートのマークがついている。 サンリオより出版。休刊。 |
シンデレラ・ストーリー | 【Cinderella
Story】童話『シンデレラ』のような話。 貧しい、もしくは、平凡な生活を送るヒロインが、ハンサムで大富豪のヒーローと幸せを掴む話。 ロマンス小説の基本パターンの1つ。 |
スーパーロマンス | ハーレクイン・スーパー・ロマンス→S |
スイートルーム | 【suite room】ホテルの高級客室。特別室。独立したベッドルーム・リビング・キッチン等が揃った豪華な部屋。 ヒーローとヒロインが仕事で海外に行った時など、続き部屋になったスイートルームに泊まることが多い。 また、ホテルを住居にしているヒーローも見かける。 |
スティープウッド | ハーレクイン・スティープウッド・スキャンダル→HHS |
スピンオフ (スピン) |
【spin-off】副産物。転じて続編、姉妹編、番外編。 前作ではライバルや脇役だった登場人物が主人公となったり、同じ登場人物が出演したりして、世界が繋がっていることがわかる作品。 何冊ものスピンオフにより、膨大な冊数のシリーズを構成しているものもある。 |
スポットライト | ハーレクイン・スポットライト及びスポットライト・プラス→HT・HTP |
セカンドチャンス・アト・ラブ (セカチャン) |
【Second Chance at
Love】セカンドチャンス アト ラブ。 J.M.O.より出版されていた。休刊。 二度目の恋、もしくは再会ものがテーマ。 表紙は白地に楕円形に風景写真が入っている。 カバー有りのものとカバー無しのものがある。 背表紙には蝶のマーク。→SCAL |
セクシー | 【sexy】色っぽい。性的魅力のある。 セクシーポイントの内、日本女性にはどうもピンと来ないのは、 ・南部訛り ・胸毛 ・香り に関する記述ではないだろうか? |
セレクト up | ハーレクイン・セレクト→K |
ソニー・マガジンズ | 【Sony
Magazins】株式会社ソニー・マガジンズ。出版社。 ヴィレッジブックスを出版している。 |
ソフトカバー | 【softcover】柔らかい紙表紙の本。 =ペーパーバック←→ハードカバー |
タ行 | |
ダーリン | 【darling】最愛の人。可愛い人。お気に入りの人。夫婦や恋人への呼びかけ。 ロマンス小説では、男性から女性への呼びかけが多い。親から子へも使われることがある。 類似:ハニー、プリンセスなど。 某魔女ドラマの影響で男性の名前と思っていたため、初めて見たときに驚愕した。 |
タイトル | 【title】表題。書名。題名。見出し。 ロマンス小説のタイトルは、「愛」や「恋」のつくものが多い。 作品中の一言だったり、映画や歌や小説の題名をもじった物だったりすることもある。 冷静になってよく見てみると、恥ずかしくなるようなタイトルがついていることが……。 |
タイピスト | 【typist】活字に直す人。書類をタイプをする人。 ヒロインの職業としてポピュラー。 昔は、タイプライターの使用が定番だったが、徐々にコンピューターでの処理が増えてきた。 社長の贔屓(?)や実力により秘書に昇格することもある。 |
タイムトラベル | 【time
travel】時間旅行。時間・時空を越えて過去や未来へ旅をすること。タイムスリップ。タイムトリップ。 現代ものとヒストリカルものの両方の世界を満喫することが出来る。 そのドラマティックな展開にファンも多い。 |
ダイヤ | 【diamond】菱形。 ハーレクインのマークはピンクのダイヤが4つ。 |
ダブリ本 | 【double books】2冊(以上)買ってしまった本。(造語) |
ダブる | 【double】2重、2倍にすること。(造語) いつの間にか買ったことを忘れて、2冊(以上)同じ本を買ってしまうこと。 もしくは、交換用や保管用にわざと同じ本を買うこと。蔵書や未読本が多いと発生しやすい。 ダブらせた本をダブリ本という。 |
ダンス | 【dance】踊り。 上流社会に溶け込むための必須科目。 ヒーローとヒロインは、初めてでも息がぴったり合わなくてはいけないものらしい。 |
ディザイア | シルエット・ディザイア→D |
ティー・パーティー | 【tea party】茶話会。 ハーレクイン社によって定期的に開かれる、ハーレクイン社と読者達との交流会。 ハーレクイン・クラブに入会すると参加できる可能性がある。 (応募して抽選により決まる。初めて応募した人は当りやすいらしい。) 新刊情報などをいち早く知ることが出来る。メモ帖が必需品? |
ティーンズロマンス | ティーンズ・ロマンス→BNT |
テンプテーション (テンプ) |
ハーレクイン・テンプテーション→T |
トラウマ | 【trauma】心的外傷。後にまで残る激しい心理的恐怖や体験。 ヒーロー・ヒロインともに何らかのトラウマを抱えていることが多い。 だからって相手に当たるなー! |
ドレス | 【dress】洋服。婦人服。特に女性の盛装。 ヒロインは、何かの時のためにロングドレスを1枚旅行鞄に入れてあるものらしい。 契約結婚ものだと、ヒーローが花嫁衣裳としてたくさんの豪華なドレスを買ってくれることがある。 「贅沢すぎる」と抗議する苦労性なヒロインに対し、「僕と一緒にあちこちに顔を出すんだから、恥ずかしくない格好が必要だ」と答えるのが傲慢なヒーロー。 |
ナ行 | |
ナイト爵 | 【Knight】騎士。イギリスの叙勲制度による称号。身分というよりは勲位。準男爵の下の位。一世代限りで世襲できない。 ナイト爵、勲功爵、勲爵士、騎士爵、士爵などの訳がある。 ロマンス小説では、現代の爵位名としてはあまり見かけないが、会話中の呼びかけなどで見かけることはある。 ただし、準男爵と同じ敬称なので日本語での区別はできないことが多い。 社交での呼びかけは「サー△△(Sir△△)or△△卿」、その夫人は「レディ○○(Lady○○)」。 女性自身がナイト爵を受けた場合は「デイム△△(Dame△△)」。△△は名前(ファーストネーム)、○○は名字。 |
ナニー | 【nanny】乳母。ばあや。子守り。 イギリスの上流階級出身のヒーローやヒロインは、年取ったナニーと一緒に住んでいることがある。 ヒロインの職業の1つでもある。 アメリカやイギリスには、乳母の養成過程や資格もあるようだ。 大抵、ヒーローの子供、もしくは甥か姪を世話することになる。 |
ニローリ | ハーレクイン・ニローリ・ルールズ。→HNR |
ネアンデルタール人 | 【Homo neanderthalensis】(ラテン語) ドイツのネアンデルタールで発掘された原始人類。旧人。 現生人類と原人類との中間に位置すると言われているが、人類の起源には諸説あり、繋がりは定かではない。 ロマンス小説では、頭脳よりも本能と体力で勝負する人物(主に男性)に対する形容として用いられている。 ロマンス小説だけでなくミステリ小説にも登場することが判明。 『古代人類として知られているホモ・サピエンスの一種ですが、HQの中では女性キャラ(ヒロイン含む)が女性差別をする男性をこき下ろすときや、ヒーローが時に自分自身の例えに使用したりと、いわゆる男尊女卑主義者の呼称のひとつとして使われています。』(Hope様より) |
ネイティブ・アメリカン | 【Native
American】アメリカ先住民族。アメリカインディアンやアラスカ先住民やハワイ先住民の総称。 ロマンス小説においては、白人系アメリカ人とネイティブ・アメリカンとの間に生まれたヒーローもカウントされる。 アメリカインディアンで部族名が出てくることが多い。 幼少の頃に経済的・精神的に苦労していて、野性的な孤高の戦士といった雰囲気を醸し出しているヒーローが多い。 ヒロインがネイティブ・アメリカンの血を引いていることも割とある。 |
ネット | 【net】インターネット(internet)の略。 ネットをし始めてから、自分の他にもロマンスファンがたくさんいることを知り、ロマンス小説の探求本が増えたのは、管理人だけではないはずだ! また、ネットオークションやネットの古本屋、掲示板やメールのやりとりで探求本が手に入ることもある。 最近は電子書籍の販売も行われている。 |
ハ行 | |
バージン | 【virgin】乙女。処女。生娘。ヴァージン。 『ロマンスではヒロインに求められるもの。 コアなファンの中にはこれを「絶対視」する者も多く存在する。 また、ヒーローでも、異常なくらいこれに「固執」する場合が多い(ラテン系に多い)。 特に初期のR、HSでは必須条件。 「ヒロインがヴァージンではない」と知らずに新刊購入をした場合、「金返せ〜」とわめきたくなるファンも存在するという…? 様々な意見があるが、やはりロマンス・ヒロインは純粋無垢であると夢が見られるかもしれない。 ただし、今はヴァージンではないが、その原因となった相手がヒーローで、ヒーロー1人しか知らないヒロインもこの分野に属するのは、ロマンスの特徴であると言える。』(ピーチ様より) 確かにいたな〜、固執するヒーロー……。ラテン系じゃなかったけど。 ≒はじめて |
パーティー | 【party】社交的な会合。 ロマンス小説では、舞踏会や披露宴からホームパーテーまで、様々な規模と雰囲気の会が開かれている。 ヒーローとヒロインの出会いの場であることも多い。 |
ハードカバー | 【hardcover】硬い表紙の本。 HQでは滅多に出版されない。 ←→ソフトカバー,ペーパーバック |
ハーパーコリンズ up | 【HarperCollins
Publishers】ハーパーコリンズ出版。 本社はアメリカ、ニューヨーク。 2014年にアメリカのメディア大手ニューズ・コープ(News Corp)がハーレクイン社を買収し、以降、ハーレクインはNews Corp子会社のハーパーコリンズ(HarperCollins Publishers)の一部門となった。 2015年7月、日本では株式会社ハーパーコリンズ・ジャパンへ(K.K. HarperCollins Japan)と社名変更された。 |
バーバラ・カートランド・ロマンス |
【Barbara Cartland Romance】 |
ハーモニィ・コミックス up |
【Harmony comics】 元ロマンスコミックスから2014年11月に名称変更。 海外のロマンス小説の漫画化の他、日本の漫画家のオリジナル作品もある。 宙出版。B6サイズ。 |
ハーレ | ハーレクインの略。 |
ハーレクイン |
【Harlequin】ハーレキン(英)。アルルカン(仏)。中世無言劇の道化役者。道化者。菱形の斑模様。 ロマンス用語では、ハーレクイン社のこと。 |
ハーレクイン社 |
【Harlequin
Enterprise】ハーレクイン社。 2014年にアメリカのニューズ・コープ(News Corp)がハーレクイン社を買収し、以降、ハーレクインはNews Corp子会社のハーパーコリンズ(HarperCollins
Publishers)の一部門となった。 ハーレクイン公式サイトは、リンク承認の規定があるため、検索して探されたし。 会社のマークは、濃いピンクの4つの菱形→赤い菱形の中に白のH。 |
ハーレクイン・クラブ | 【Harlequin
Club】ハーレクイン・クラブ。 ハーレクイン社の会員制クラブ。 クーポンのポイントを集めて賞品をゲットできたり、新刊情報や作家情報満載のハーレクインニュースが送られてきたり、ティーパーティーや作家来日イベントに参加できる可能性(応募して抽選)があったりする。 |
ハーレクイン・コミックス | 【Harlequin Comics】ハーレクイン・コミックス。 ハーレクイン作品の日本人漫画家による漫画化作品の単行本。 B6サイズ。宙出版→ハーレクイン社。 月刊誌も出ている。 2009年以降はハーレクイン社からの出版物がハーレクイン・コミックス、 宙出版からはロマンスコミックス→ハーモニィコミックス(2014年)という名称で出版されるようになった。 |
ハーレクイン文庫 | 【Harlequin
Bunko】ハーレクイン文庫。 過去の人気作品を文庫サイズにして再版。 →B、BL、BR、HQB。 |
ハーレクイン・ロマンス | 【Harlequin
Romances】ハーレクイン・ロマンス。 一番ベーシックなシリーズ。→R ハーレクイン社(シルエットを含む)で出版されたロマンス小説全体を指すこともある。 →HQ。ハーレクイン。 |
ハーレクイン・ロマンスII | 【Harlequin Romance
II】ハーレクイン・ロマンス・2。 Rの800番〜900番台の一部。話の傾向はRと変わらない。 表紙は全面イラスト、背表紙・裏表紙は白。 |
ハッピーエンド | 【happy
ending】幸福な結末。大団円。 何はさておき、主人公達は幸せになる。めでたし、めでたし。 ロマンス小説の終わりは、やはりこうでなくては! |
ハニー | 【honey】ハチミツ。密のような甘さ。素敵な人。恋人への呼びかけ。 ロマンス小説においては、女性から男性への呼びかけが圧倒的に多い。 類似:ダーリン、プリンセスなど。 某変身アニメの影響で女性の名前の印象が強かったため、初めて見たとき驚愕した。 |
パラノーマル | 【paranormal】超常現象。超心理現象。 科学的に説明できない不思議な状態、現象、あるいはそういった能力を持つ人間、生き物が登場する話。 ロマンス小説では、前世の記憶がよみがえったり、心霊体験をしたりするものは序の口。 ヒーローやヒロインや知人が超能力者、霊能力者、タイムトラベラーなら、まだ普通の人間として認識可能。 中には、主人公自体(主にヒーロー)が狼男、吸血鬼、幽霊、死神、宇宙人といったSF・ファンタジーな設定のものもある。 |
バリューパック | ハーレクイン・バリューパック。→HVP |
バレンタイン本 | マイ・バレンタイン。→V |
ヒストリカル | 【historical】歴史もの。時代、舞台設定が現代でないもの。 舞台は、中世のイギリスおよびスコットランド、リージェンシー(摂政)時代のイギリス、西部開拓時代のアメリカなど。 ドラマテッィクで読み応えがある。 ハーレクイン・ヒストリカル(HS)、エリザベサン・シーズン(HES)、JMOヒストリカル、バーバラ・カートランド・ロマンスなど。 |
ヒーロー | 【hero】男主人公。 背が高く、ハンサムで、傲慢な性格で、大金持ちが多い。 特撮ヒーローにあらず。 |
ヒロイン | 【heroine】女主人公。 美人で金持ちの高慢なお嬢さんから、貧乏で見た目も平凡で地味な娘まで様々。 管理人は純情で清楚で家庭的なヒロインが好き。 |
ファーストネーム | 【first
name】個人の名前。姓名の姓(名字)ではない方の名前。 色々な表記法があるのはわかっているが、せめてスピンオフの登場人物のファーストネームは、統一して欲しい。 『人気作家は、ファンの間ではファーストネームで呼ばれるのは常識。 ロマンスファンはこれがすぐ誰だかわかってしまうのである。 人気作家をファーストネームで呼べるようになったら立派なHQファンである』(ピーチ様より) たまに同じファーストネームの作家もいるが、人気作家さんは重ならないことが多い。 |
ファースト・ラブ | 【First Love from
Sihouette】ファースト・ラブ。 シルエット系のティーン向けロマンス。10代の女の子の淡い初恋を描く。 サンリオより出版。休刊。 |
ファン | 【fan】愛好家。 「○○さんの作品が好き!」と作家の名前が言えるようになったら立派なファン。 |
ファンタジー | 【fantasy】空想。夢想。幻想。想像の世界。 ロマンス小説そのものがシンデレラ・ストーリーでファンタジーと言えないこともない。 だが、魔物や幽霊や天使の活躍するパラノーマルなジャンルもある。 |
フェミニスト | 【feminist】女権拡張主義者。女性解放論者。女権論者。男女同権主義者。etc……。 女性参政権・賃金平等、出産選択権を求めるフェミニズム運動を唱える者。 日本では、女性を大事にする男性、悪く言えば優男の意味で使われているが、欧米では、そういう意味はないらしい。 ロマンス小説の中で、ヒーローはフェミニストと書かれていることがある。 これも優男という意味ではなかったわけだ。 ≠ウーマンリブ |
ブックカバー | 【book
jacket】【wrapper】書物の表紙にかけるもの。 HQの表紙には、外に持ち歩くのはちょっと恥ずかしいものがある。 そんな時には、やはりブックカバー! ピッタリサイズを見つけるのは結構難しい。 |
ブランデー | 【brandy】酒。葡萄酒または林檎・桃などの果実酒を蒸留し、保存・熟成させた強い洋酒。 ロマンス用語では、ヒロインが気絶しそうな時や凍えている時に、ヒーローが飲ませるもの。 お酒を飲まないヒロインでも薬として常備していることが多い。 |
フリーク | 【freak】熱狂者、マニア、異常に好きな人、奇人、変人。 『ロマンス用語では「HQフリーク」といえば、熱狂的一部ファンを指す。 「コレクター」である場合が多いが必ず一致するとは限らない。 全巻揃える「全巻コレクター」(あるシリーズを1巻目から収集)するコレクターなどはこの分野に属する。』(ピーチ様より) ハーレクイン好きの奇人・変人? ……(^∇^;) |
プリンス | 【prince】王の息子。王子。 ヒーローが本当の王子だった場合はロイヤルものになる。 |
プリンセス | 【princess】王の娘。王女。 ロマンス小説においては、身分に関係なく大事に育てた娘への呼びかけにも使われる。 類似:ダーリン、ハニーなど。 ヒロインが本当の王女だった場合はロイヤルものになる。 |
フルモデルチェンジ | 【full model
change】全面的な形式の変更。 表紙の全面的な改装。シリーズによっては、今までに3〜4回行われている。 →リニューアル |
ブレイズ | ハーレクイン・テンプテーション・ブレイズ→Blaze ハーレクイン・ブレイズ→BZ |
プレイボーイ | 【playboy】道楽者。遊び人。 金持ちであるかどうかは、それ程関係ないようだ。 ロマンス小説の中では、社交欄に載ってしまうほどプレイボーイとして有名な富豪のヒーローが数多く登場する。 |
プレゼント本 | 【present
books】プレゼント本 洗剤メーカーや化粧品メーカーなどと提携してフェアを開催した時に、おまけとして配られた本。 本屋のオープン時やリニューアル時に配られたこともあるようだ。 贈呈本・非売品などの表示がある。 |
プレゼンツ | ハーレクイン・プレゼンツ→P,PB,PS |
プレミアム | ハーレクイン・クラシックス・プレミアム→CP |
プロポーズ | 【propose】結婚の申し込み。求婚。 ハッピーエンドを旨とするロマンス小説では、ほぼ確実にプロポーズのシーンがある。 政略結婚などで強引に結婚してしまう場合もあるにはあるが……。 |
プロローグ | 【prolgue】発端。導入部。序幕。 始まりが面白いと、最後までどんどん読んでしまうことが多い。 ←→エピローグ |
ペーパーバック | 【paperback】柔らかい紙表紙の本。 HQはほとんどがペーパーバック。 =ソフトカバー←→ハードカバー |
ペット | 【pet】愛玩動物。可愛がって飼う動物。 ロマンス小説の中で多いのは、犬・猫・オウムなど。 稀に、ポニーや豚などのやや大型の動物、蛇やイグアナなどの爬虫類を飼っていることもある。 物語の重要な鍵となることもある。 |
ベッド | 【bed】家具。寝台。 1日の疲れを癒したり、愛を確かめ合ったりする時に使われる。 ロマンス小説のみならず、西洋式の日常生活において重要な家具。 これが出てこない話は、滅多にないのではないだろうか。 吹雪に閉じ込められて、たった1つのベッドに一緒に寝ることになるヒーローとヒロイン……という設定も少なからず存在する。 |
ベリーベスト | 【Very
Best】ベリーベスト。 各シリーズの特別再版。 ハーレクイン・イマージュ・ベリーベスト→IVB シルエットロマンス・ベリーベスト→LVB ハーレクイン・ロマンス・ベリーベスト→RVB |
ホット | 【hot】情熱的・官能的な作品。濃厚なラブシーン有り。HOT。 |
ホテル | 【hotel】旅館。 ホテルを舞台にした話は結構多い。 出張や観光、勤務先など、様々な用途に使われる。 ヒーローが高級ホテルチェーンのオーナーで、ホテル王であることも珍しくない。 |
マ行 | |
マイナーチェンジ | 【minor
change】小規模な手直し。部分的な模様替え。 表紙レイアウトがほんの少し変更されていることがある。 書きづらいので表紙の変遷には書いていない。 (例:以前はシリーズタイトルロゴが日本語だけだったのに、英語が加わった……など。) ←→フルモデルチェンジ,→リニューアル |
マイ・バレンタイン | マイ・バレンタイン。→V |
マーク | 【mark】印。目印。記号。 出版社ごと、あるいはカテゴリーによってつけられた絵柄。背表紙に描かれている。ロゴマーク。 ハーレクイン社は、濃いピンクの4つの菱形→赤い菱形に白いH(少なくとも2012年頃から)。 ハーレクイン・シリーズは、菱形の中に座ったハーレクイン(道化師)。 シルエット・シリーズは、男女が向かい合ったシルエット(影絵)。 バーバラ・カートランド・ロマンスは、大きなお屋敷のシルエット。 シルキーロマンスは、濃いピンクのハート。 セカンドチャンス・アト・ラブやエメラルド・ロマンスは、蝶。 MIRAは、紺地に黄色の星。 レッド・ドレス・インクは、ハンガーにかかった赤いドレス。 |
マナー | 【manners】行儀。作法。 上流社会に溶け込むための必須科目。 富豪のヒーローに嫁いだヒロインや、遺言により急に貧乏な孤児から富豪となったヒロインの場合、急遽、マナーレッスンを受けることになる。 自発的にマナーレッスン受けるヒーローもいる。 この場合、先生はもちろんヒロイン。 テーブルマナー・ダンス、時には乗馬も必須。 |
マニア | 【mania】熱中する人。熱狂的な人。 人間は少なからずマニアックな一面を持っていると思う。 |
ミルズ&ブーン社 | 【Mills&Boon】イギリスの出版社。 ハーレクイン社が創立される前からロマンス小説を出版しており、ハーレクイン社が北米での出版権を獲得した。 |
ミラ | MIRA文庫。→MIRA |
モデル | 【model】ファッションモデル。 ヒロインの職業の1つ。 もしくは、ヒロインのライバルの職業の1つ。 ヒーローや周りの男性には、性格が冷酷で軽薄と思われがち。 |
ヤ行 | |
ヤンキー | 【yankee】アメリカ人の俗称。アメリカ北部諸州の人。 『別に「髪を黄色に染めたりして街を闊歩しているヤンキー」ではない。 英語で「ヤンキー」といえば、「英国人から見たアメリカ人」、あるいは、単に「アメリカ人」を指すが、ロマンス用語で「ヤンキー」と言えば、主にアメリカが舞台のAやNにおいて「北部アメリカ出身の洒落者」を指す。 南部で素朴に暮らしていたヒロインが北部のNYやボストンに移り住み、数年ぶりで元・故郷に帰って来る。 そこで、昔の恋人であったヒーローに再会。ヒロインへ想いを残しているヒーローは、フラれた嫌味もたっぷりに再会後にこんなセリフを言ったりする。 「君は昔は野の花のように純粋な女の子だったけれど、いまやヤンキーの恋人じこみの都会育ちってわけか。」 いまだに南部魂が根強く残るアメリカならではの言葉。 ちなみにヒーローの南部訛りの英語はセクシーな響きがあり、ヒロインを魅了して止まないらしい。ロマンスでは「ヤンキー」はモテないのである。』(ピーチ様より) まれにお坊ちゃんなヤンキーヒーローもいる。 |
ラ行 | |
ライバル | 【rival】競争者。対抗者。好敵手。 男女とも存在する。ストーリーの要となる場合もある。 個性的で好感の持てる人物の場合は、後にスピンオフの主役となることも多い。 |
ライムブックス | 【Lime
Books】ライムブックス。 原書房が出版するロマンス小説。 2005年11月より刊行。文庫。 背表紙は白。 |
ラズベリーブックス | 【Raspberry
Books】ラズベリーブックス。 竹書房が出版したロマンス小説。 2007年から刊行。文庫。 |
ラテン系 | 【Latin】ラテン語から派生した言語を話す民族。 『ロマンス用語で「ラテン系」といえば、イタリア、スペイン、ギリシャ、南米など「ラテン系」の国々に住むヒーローを指す。 「ラテン系ヒーロー」は海運業の社長だったり、その他様々な企業の社長で大富豪。 tall&dark(黒髪で身長が高い)はもちろんのこと、性格は傲慢、プレイボーイでハンサムと決まっている。 ちなみにこれに対するヒロインは「イギリスのばら」的金髪碧眼、純真無垢とこちらもだいたい相場は決まっていることが多い。 「僕の他の男の腕に抱かれることは許さない」の一言で決まり…?』(ピーチ様より) ヒーローはホテルオーナーや大牧場主のこともある。 ヒロインは、「イギリスのばら」でも栗色の髪とクリーム色の肌を持つこともある。 |
ラブストリーム | ハーレクイン・ラブ ストリーム。→LS |
ランダムハウス | 【Random House Kodansha
Bunko】ランダムハウス講談社文庫。 講談社から2005年9月より刊行。文庫。 背表紙は、上が白、下が濃い渋い色合いの2色。 |
リージェンシー | 【Regency】イギリス摂政時代。19世紀初頭。1811〜1820年。 ジョージ3世が発狂し、摂政皇太子(後のジョージ4世)が摂政を務めていた時代。 ヒストリカルでよくある時代設定の1つ。 ナポレオン戦争(1803〜1815年)の時代と重なるため、ロマンス小説では、軍務経験により功績を挙げたヒーローが多数出てくる。 男性の服の特徴は、ブーツとクラヴァット(ネクタイの元。大きなスカーフのような布)。 女性の服の特徴は、ハイウエストのシンプルなドレス(エンパイアライン)。 |
リニューアル | 【renewal】更新。復興。再生。再開発。店舗などの全面的な活性化戦略。 ロマンス用語においては、表紙の変更を意味する。 フルモデルチェンジの時とマイナーチェンジの時がある。 |
リバイバル | 【revival】再上演。再上映。復活。再生。再帰。生き返り。 ロマンス用語においては、そこそこ評価の高かった作品が表紙やシリーズを新たにして再販されることを意味している。 再販を目的としたハーレクイン・クラシック(C)、ハーレクイン・リクエスト(HR)、ハーレクイン文庫(HQB)、ハーレクイン・リバイバル(HRV)、ハーレクイン・セレクト(K)、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル(PHS)といったシリーズもある。 このページだけでも再刊行、再版、復刊、復刻など色々な書き方をしてしまっている。 最近、リバイバルと銘打って出される作品が多い。 新しい作品に魅力がなく売れないからだろうか? レアで入手しづらかった作品が手に入りやすくなったと喜ぶべきか? |
リリカル | 【lyrical】抒情詩的で情緒あふれる作品のこと。 登場人物の感情が繊細に描かれていて、切なさを感じたり、安らぎを感じたりすることができる。 ラブシーンは情熱的なキスと抱擁までのことが多い。 仮に2人が最後まで行っても、その部分はぼかされていたり、エピローグへと繋がっていたりする。 (例:2人は光の彼方へと共に羽ばたいた。―数年後―……。) |
レア本 | 【rare
books】レアな本。貴重な本。 人気作家の初期の頃の作品は手に入りにくい。 |
レイプ | 【rape】強姦。性的暴行。 レイプもの: 未遂のものと既遂のものがある。 大抵、ヒロインが過去におった事件の所為で、男性恐怖症になっている。 管理人の大ッ嫌いな設定の1つ。ヒロインのことを思うと辛くなってくる。 |
レッド・ドレス・インク | ハーレクイン社より出版された新レーベル。→Red Dress Ink |
レビュー | 【review】評論。批評。書評。 ロマンス用語では、お気に入り作品のあらすじ紹介と感想を意味する。 未訳の作品を紹介する原書レビューのコンテンツを作っている方々はすごいと思う。 |
ルームメイト | 【roommate】同室者。同居人。 ヒーロー、ヒロインとも学生時代や社会人になってすぐの時は、ルームメイトがいることが多い。 主に経済的理由と住宅事情の悪さによる。 運が良ければ生涯の親友が出来る。 最初から仲の良い友達と住むこともあるが、人伝てや掲示板などでルームメイトを募集することもあるようだ。 何かの手違いで、別荘や遺産相続した屋敷などに同居するヒーローとヒロインなんていう話もある。 |
ロイヤル | 【royal】王の。女王の。王室の。 ロイヤルもの:ヒーローやヒロインがヨーロッパの王族である話。 王族同士の結婚の場合もあるが、アメリカ訪問中のプリンスが庶民のヒロインを見初めたり、護衛から逃げ出したプリンセスがヒーローに出会ったり、その逆だったりする玉の輿な話もある。 まさにシンデレラ・ストーリー。 |
ロマンスコミックス | 【Romance
Comics】ロマンスコミックス。 元ハーレクインコミックスであったが、2009年にハーレクイン社の参入により、ロマンスコミックスに名称変更。 海外のロマンス小説の漫画化の他、日本の漫画家のオリジナル作品もある。 2014年にハーモニィコミックスとなる。 宙出版。B6サイズ。 |
ロマンス小説 | 【romance】【love
story】恋愛小説。 最後はハッピーエンドが好まれる。 ほのぼのしたものから情熱的な作品まで色々ある。 断じてポルノ小説ではない!! |
ロマンスファン | 【romance
fan】恋愛小説の愛好家。 1冊でも読んで面白いと感じたら、あなたは既にロマンスファン! カミングアウトしてロマンスファンの輪を広めよう!! |
ワ行 | |
ワイン | 【wine】酒。葡萄酒。 ロマンス小説では、ヒーローもしくはヒロインが葡萄園を持っていて、ワインを造っている設定を結構見かける。 ヒロインには、収穫の即戦力となる体力が要求される。 |
ワイルド | 【wild】野生の。激しい。乱暴な。無謀な。 主にヒーローの形容。 品の良い上流階級出身のヒーローでも、どことなく野性的な雰囲気を漂わせている。 |
ワンパターン | 【one
pattern】一つの様式。型。 ロマンス小説は、基本的にラストがハッピーエンドと決まっているので、どうしてもワンパターンになりがち。 どのように、そのワンパターンさを打ち破るかが、作家の力量の見せ所。 ワンパターンの中のバリエーションを楽しもう! |
あ行 | |
あいじん | 【愛人】恋愛の相手。情婦。情夫。結婚は前提にない。 プレイボーイで大富豪のヒーローが愛人を持っていたり、復讐ものでヒロインに愛人関係になれと迫ったりする。 ヒーローがヒロインのことをヒーローの身内(父・叔父など)と愛人関係であると誤解する話も結構ある。 ロマンス小説では、もちろん後でヒーローは改心して、きっぱり手を切ったり、ヒロインと結婚したりする。 愛人もの: 結婚を嫌うヒーローがヒロインを愛人として囲っている。 妊娠して家を飛び出したヒロインと数年後に復縁するもとさやもの、シークレットベイビーものになる可能性が高い。 |
あくま | 【悪魔】人を悪に誘う魔物。 ヒーローの形容に使われることが多い。 「悪魔のような魅力の持ち主」と書かれてあれば、それだけでかなりの美形かつワイルドであると推察される。 性格は基本的に傲慢。 |
あらすじ |
【粗筋・荒筋】大体の筋道。概略。 著作権の問題があるので、個人のサイトで紹介する時には、裏表紙のあらすじをそのまま書き写してはいけない。 |
いさん | 【遺産】死後に残された財産。 遺産相続もの: 多くの場合は、故人の遺言によって、多額の財産が遺されていたり、多額の借金が遺されていたりする。 時には、手入れの大変そうな屋敷や可愛がっていたペットが遺されていることもある。 物語の重要な要素となることも多い。 |
いたい |
【痛い】神経に耐えがたいほど強い刺激を受けた状態。心がうずくようにつらい。見聞きするに耐えない。甚だしく酷い。痛々しい。 ロマンスファンは、「痛い設定」「痛いヒーロー」「痛いヒロイン」といった具合に使う。 |
うし | 【牛】哺乳類。草食。大きな体に短い足と細い尻尾がつき、頭に角を持つ。 牧場ものには数多く登場。 肉牛、乳牛、ロデオ用、闘牛、あるいはペットとして、幅広く活躍。 |
うちゅうじん | 【宇宙人】地球外生命体。 極めて稀だが、主要人物となることがある。 |
うま | 【馬】哺乳類。草食。長い顔にたてがみのある長い顔、足が速く、乗用や運搬用として古くから飼われて来た。 牧場ものとヒストリカルに数多く登場。 ヒーローは誰よりも上手く乗りこなせる乗馬の達人でなければならない。 ヒロインは作品中に乗馬のレッスンを受けたり、振り落とされて怪我をしたりするものも多い。 |
うらない | 【占い】人の運勢や運命、物事の吉兆などを、物の兆しなどから判断すること。もしくは予言すること。 よく出てくるのは星座占い。 それ以外にも、茶葉占い、水晶占い、タロット占い、手相見占いなどの占いが登場する。 ヒロインの知人が占いに凝っていて、「今日出会う○○座の男性が運命の人よ!」などという怪しげな助言をしてくれることが多い。 『星座物語』というシリーズがLから出ていたこともある。 |
えんせい | 【遠征】遠くへ征伐に行くこと。試合・登山・探検などのために遠くへ出かけること。 ロマンス用語では、遠出して古本屋めぐりをすることを指す。 (ロマンスサイトにて自然発生。) 管理人は1年に1度か2度、車で県外遠征を行う。 もちろん行ったからには大量GETしなければ気が治まらない。 こうして未読本の山が築かれていくのだな。 |
おう | 【王】国王。キング(king)。君主の称号の1つ。王の妻は王妃(queen
consort)。女性が王の場合は女王(queen
regnant)。 王の息子が王子(prince)、娘が王女(princess)。 ロマンス小説では、王室・王族の結婚を扱ったロイヤルもののジャンルがある。 架空の王国の王様がヒーローという作品も稀に存在する。 →大公・貴族 |
おおぞらしゅっぱん | 【宙出版】出版社。 「宙」=「おおぞら」と読む。 ハーレクインを原作とした日本人の漫画家による漫画化作品を出版している。 →ハーレクイン・コミックス(現在はロマンスコミックに変更)、月刊ハーレクイン(現在はハーモニィに変更)。 |
おおかみおとこ | 【狼男】魔物。満月の夜に狼の姿に変身すると言われている。 ごく稀に狼男のヒーローも存在する。 日本の漫画では、それほど稀な存在でもない。 |
おきにいり | 【お気に入り】大好きな話や作家。 再読率の高い本。 危機的状況の中でも持ち出したい程、愛着のある本。 管理人の場合は、一度手放したのにふと読みたくなって、再びGETするのに苦労した本程、愛着がある。 |
おさななじみ | 【幼馴染み】子供の頃に親しくしていた間柄の人。 ヒロインとヒーローの妹が幼馴染みでヒーローと出会うきっかけとなる、ヒロインの幼馴染みを恋人と誤解する、など、様々なパターンで活躍する。 幼馴染みもの: もちろん、ヒーローとヒロインが幼馴染みのものもある。 年の差は同い年から10歳差くらいまで。 |
おひめさまだっこ | 【お姫様抱っこ】片手を背中、もう一方の手を膝の下に通して運ぶ抱き方。 ヒーローがヒロインをベッドに運ぶ時によくする。 かなりの力がないと長距離や階段を歩くのは不可能。 お姫様抱っこをするために、日頃から筋力を鍛えているお茶目なヒーローも存在する。 ロマンスファンならずとも、自分がお姫様抱っこをされるのを夢見ている女性は多い。 頑張れ、負けるな、男性諸君! ちなみに、管理人は、50キロ弱の人なら3m抱えて歩けることが実験により判明している。 管理人が抱けても仕方がないのだが……。 |
か行 | |
かおり | 【香り】いいにおい。 ヒロインは概ね香水や石鹸や花の甘い香り、ヒーローはアフターシェーブローションかオーデコロンか汗の香り(?)を漂わせている。 お互いの香りをセクシーと感じるようだ。 「お互いの香りが入り混じると気持ちが悪い臭いになるのでは?」などと無粋なことを考えてはいけないんだろうな……。 |
かくれふぁん | 【隠れファン】ファンであることを公にしていない人のこと。 会社の同僚や友人などに隠しているだけならともかく、家族にまで隠している人は、本の置き場所に大変困るらしい。 |
かけいず | 【家系図】家の系統・血筋・血統を書き記した図。 ミニシリーズやスピンオフなど、親の世代や子供の世代、兄弟姉妹で話が繋がっていくような場合、本編の前に家系図がつけられていることがある。 |
かせいふ | 【家政婦】家政担当、または家事手伝いのために雇われた婦人。 上流家庭では家政婦と執事が、牧場では家政婦が屋敷の采配をしている。 郊外に屋敷を持つヒーローやお嬢様ヒロインなどの側には、ほぼ確実に家政婦が存在する。 また、家政婦を職業とするヒロインもいる。 |
かていきょうし | 【家庭教師】他の家庭に招かれて、その家の子弟に勉強を教える先生。 ヒロインのポピュラーな職業の1つ。 家庭教師もの: ヒロインが家庭教師で、生徒は、ヒーローの子供、甥、姪、妹、事情があって養育している遠縁の子供など。 ヒーローは、家庭教師を雇うゆとりがあるのだから、そこそこ金持ちと相場が決まっている。 舞台は、世界中どこでも可能だが、住む場所がヒーローの屋敷なのはほぼ確実。 |
かべなげぼん |
【壁投げ本】壁に投げた本。 |
きおくそうしつ | 【記憶喪失】過去に経験したことを忘れること。 記憶喪失もの: 記憶を喪失するのはヒーロー・ヒロインのどちらでも可。 何らかの事故で頭を強く打ったり、記憶に耐えないようなことがあったりして、記憶を無くしてしまう。 無くす記憶は、ほんの一部だったり、全部だったりと様々。 サスペンスものへ発展することも少なくない。 管理人の好きなジャンルの1つ。 |
きかんぼん | 【季刊本】1年に4回、季節にふさわしいテーマの本が出版される。 マイ・バレンタイン、ウエディング・ストーリー、サマー・シズラー、クリスマス・ストーリーの4種類。 1冊に3作品から4作品収録。分厚い。ソフトカバー。 |
ぎきょうだい | 【義兄弟】義理のきょうだい。親同士の結婚で兄弟姉妹になったもの同士。もしくは結婚相手の兄弟姉妹。 義兄妹もの: 親の再婚でヒーローとヒロインが兄妹になった話。 もしくは、ヒーローの亡妻の姉妹がヒロイン、ヒロインの亡夫の兄弟がヒーローの話。 絶対に血はつなっがていないのがお約束。 |
きし | 【騎士】中世ヨーロッパの封建君主制において、騎馬で戦う戦士与えられた称号とその階級。 ロマンス小説では、主に中世ヒストリカルにおいては、騎士=ヒーローといっても過言ではない。 勲功によっては、ナイト爵ではなくもっと上の爵位を手に入れていることもある。 王や貴族のいる都から遠いヒーローの領地で話が進むことが多い。 |
きぞく | 【貴族】社会の上流にあって、社会的に特権を持つ階級に属する人。 王無論のこと王子など王族(大公・公)よりは下の身分になる。 爵位は、高い順に、公爵>侯爵>伯爵>子爵>男爵(以上、世襲制)>>>准男爵(世襲可)>ナイト爵(士爵、一世代限り)。 侯爵や伯爵の長男が、父親が持つ爵位の1つ(子爵など)を名乗ることもある。 イギリスがメインのRやヒストリカルでは、貴族の占める割合は大きい。 アメリカの作品でもロイヤルものには登場する。 |
きちく | 【鬼畜】鬼(人の形をし角を生やした怪物)と畜生(=けだもの。人に値しない者。)。残酷で恥知らずな者。血も涙もない者。 ロマンスファンの間では、主にヒーローの性格の形容として用いられる。 ヒロインへの接し方が傲慢であるだけでなく、あまりに冷酷すぎるヒーローに対して、読者から贈られる呼び名。 |
きねんごう | 【記念号】キリのいい番号の時に、発行された作品。 人気作家の作品のことが多い。 各カテゴリーの500番や1000番など、普段のものとは全く違う色(金や紫など)がついていることがある。 最近は100番ごとに記念号と銘打っているようだ。 |
きゅうかん | 【休刊】定期刊行物の発行を休むこと。 売れ筋でないカテゴリーの廃止や統合、大元の作品不足、出版社の撤退により、休刊になるらしい。 本場(北米やイギリスなど)では続いていることも多い。 好きな雰囲気や好きな作家のいるカテゴリーが休刊になるとショック。 |
きょうかい | 【教会】宗教(特にキリスト教)の教義を説き広め、礼拝するための建物。 ロマンス小説での登場シーンは、結婚式・葬式・洗礼式・クリスマス・日曜日など。 日曜日の午前中は、必ず教会に行くのが敬虔なクリスチャンのようだ。 教会には神父や牧師やシスターがいる。 |
きょうさく | 【競作】作品などを競争で作ること。1つのテーマを元に複数の作家が各々作品を作ること。 1つの地域や会社をテーマに、複数の作家が1、2作品ずつ担当する形式の連作シリーズがよく刊行される。 |
きょうし | 【教師】先生。学業を教える人。 ヒロインのポピュラーな職業の1つ。 小学校の先生から、成人向け語学教室の先生まで様々。 ヒーローやヒーローの身内などから、「私が子供の頃に、君のような魅力的な先生がいたら、真面目に学校に行っていただろう」と言われるのがお約束。 お相手となるヒーローは、教師(校長・教頭クラス)から牧場主やシークまで幅広い。 →家庭教師 |
げいのうじん | 【芸能人】映画・演劇・歌謡・舞踊など、大衆娯楽を職業とする人。 職種は俳優・監督・歌手・ピアニスト・モデル・バレリーナなど。 最近はヒーロー・ヒロインが芸能人(ただし、モデルは除く)という作品をあまり見かけないような気がする。 |
けいやくけっこん | 【契約結婚】何らかの合法的な約束をして結婚をすること。 契約結婚もの: 三大要因は、 ・子供の養育権を勝ち取るため。 ・遺言に結婚しなくてはいけないという条件があったため。 ・故国を捨て移住してきた人が永住権を確保するため。 結婚当初は、性的交渉を抜きにした契約をすることが多いようだが、ほぼ確実に破られて本物の結婚となる。 |
けしょう |
【化粧】白粉・紅などを使って、顔を美しく引き立たせること。化けること。 |
げっかんはーれくいん | 【月刊ハーレクイン】ハーレクイン作品を日本の漫画家が漫画にした作品の雑誌。 宙出版→ハーレクイン社。B6サイズ。概ね4作品収録。(通常、新作3本とコミックス先行収録1本。) 2009年以降はハーレクイン社からのものが月刊ハーレクイン、宙出版からのものがハーモニィとなっている。 |
けっこん | 【結婚】夫婦となること。婚姻。 ヒロインの多くは結婚適齢期であるため、話の途中で政略結婚や契約結婚をしたり、ラストで結婚式をあげたりすることが多い。 ヒーロー以外の男性と結婚した場合は、離婚したり、未亡人となったりすることに。 |
けっこんきょかしょう | 【結婚許可証・結婚許可書】結婚を行うことを許可されたものに与えられる証明書。マリッジ・ライセンス。 イギリスやアメリカでは、日本とは異なり、結婚をするためにはまず教会や役所で許可書を発行してもらわなければならない。 イギリスの場合、教会で正式に式を挙げるためには、3週間の結婚予告期間が必要。 ロマンス小説では、3日で結婚できる特別結婚許可書を役所で発行してもらっているのをたまに見かける。 アメリカの場合は、血液検査や性病検査を行う州もあり、申請期間や有効期間はその自治体により異なる。 すぐに結婚する必要がある時は、結婚待機期間のないネバダ州ラスベガスに飛んで結婚するというのが定番。 |
げんしょ | 【原書】翻訳物の元の本。原本。 『ロマンス用語で原書と言えば、訳本を待てないファン及びフリークが「英語の勉強も兼ねて」買うロマンスの洋書のこと。 HQなどには未訳が多く、原書を読むことで、より一層ロマンスファンとしてのプライドは充実したものになる。 ここまで読める人はかなりのインテリでもあり、「ロマンスファンなんて」と馬鹿にする人を逆に「馬鹿にできる人」でもある。』(ピーチ様より) 途中で挫折して、インテリア小物になる場合も多いらしい。 管理人はまだ買ったことがないが、インテリア小物になる可能性、大!(^∇^;) ←→邦訳 |
こうしゃく | 【公爵】貴族の爵位の1つ。王族である大公・公の下の爵位。五等爵の第1位。 イギリスではデューク(duke)。公爵夫人(公爵の妻)や女公爵はダッチェス(duchess)。 ロマンス小説ではヒストリカルなどで脇役として登場することが多い。 まれにヒーローが公爵のこともある。 社交での呼びかけは「公爵(Duke)」、「公爵夫人(duchess)」。 |
こうしゃく | 【侯爵】貴族の爵位の1つ。五等爵の第2位。 イギリスではマーキス(marquess)。侯爵夫人(侯爵の妻)や女侯爵はマーショネス(marchinoess)。 ロマンス小説ではヒストリカルやイギリス舞台のRに登場。 ヒーローやヒロイン、あるいは脇役の身分であることが多い。 社交での呼びかけは「☐☐卿(Lord☐☐)」、「レディ☐☐(Lady☐☐)」で、☐☐は領地名。 |
こうだんしゃ | 【講談社】出版社。 「講談社文庫」として、稀にロマンス作家のサスペンス作品が出版されている。 背表紙は上4分の1が白で、残りが青。 マークは木の枝?葉っぱ? 2005年9月よりランダムハウス講談社文庫にてロマンス小説を刊行。 |
ごうまん | 【傲慢】高ぶって人を見下す態度であること。 主にヒーローの性格の形容として用いられる。 ロマンス小説の9割は傲慢ヒーローと言っても過言ではないと思う。 |
ごかい | 【誤解】意味を取り違えること。間違って理解すること。 ロマンス小説において、最も基本的かつ重要な要素かもしれない。 早く正しいことを教えてあげれば、こんな酷いことにはならなかっただろうに……という展開がよくある。 だからと言って、すぐに本当のことを教えてしまったら、10ページで話が終わってしまうのでお話にならないが。 |
こんやく | 【婚約】結婚の約束をすること。またはその約束。 ヒーローとヒロインの場合は、婚約期間を短くして結婚してしまうことが多い。 また、ヒーローもしくはヒロインが他の人としていた長すぎる婚約は、ほぼ解消される。 |
さ行 | |
さいかい | 【再会】長く別れていた者同士が再び会うこと。 再会もの: ヒーローの出世の為、ヒロインの勉学と自立の為、周囲の邪魔立てや誤解等、色々な理由があるが、お互い、あるいは一方は、引かれながらも違う道を歩む2人。 もとさやものとは違い、2人の間に親密な関係は築かれていなかったものもある。 |
さいどく | 【再読】繰り返し読むこと。 管理人は再読するのが好きである。 お気に入りは、何度も何度も読んでしまう。 |
さいはん | 【再版】前に出版した書物を再び出版すること。その書物。 人気作家の作品や人気あった作品が再び発行されることが多い。 また、そのためのシリーズもある。 B、BL、BR、C、HQB、HR、P、PF、PB、ベリーベスト、バリューパックなど。 →リバイバル |
さっかがい |
【作家買い】お気に入りの作家の作品を買い求めること。 |
さくしゃのよこがお |
【作者の横顔】作家のプロフィール。 RやLなどは、本編の前に「作者の横顔」というタイトル付きで書かれている。 |
さばく | 【砂漠】植物のほとんど育たない砂や岩ばかりの荒野。 砂漠もの: 親兄弟が行方不明になった等、何らかの理由で中東に出かけたヒロインが、シークに拉致される話が多いような気がする。 さもなければ、テロリストに襲われ窮地に陥ったヒロインをヒーローが救出する話。 |
さわかい | 【茶話会】お茶を飲みながら話をする会。 →ティー・パーティー。 |
しおり | 【栞】読みかけの本に挟んで印にするもの。 古本を買うと、葉書や診察券や電気代のお知らせ等など、栞代わりに挟まれたまま色々なものが、出てくることが多々ある。 売る前に大事なものを挟んでいないかチェックしよう! |
ししゃく | 【子爵】貴族の爵位の1つ。五等爵の第4位。 イギリスではヴァイカウント(viscount)。子爵夫人(子爵の妻)や女子爵はヴァイカウンテス(viscountess)。 ロマンス小説ではヒストリカルやイギリス舞台のRに登場。 ヒーローやヒロイン、あるいは脇役の身分であることが多い。 社交での呼びかけは「○○卿(Lord○○)」、「レディ○○(Lady○○)」で○○は名字が多いが、たまに領地名がつくこともある。 侯爵や伯爵の長男が、父親が持つ爵位の1つ(子爵など)を名乗ることもある。 |
しつじ | 【執事】身分の高い人の家などで、家政や事務を監督し執行する人。 上流家庭では家政婦や執事が屋敷の采配をしている。 現代ものではヒーローもしくはヒロインがよほどの大富豪でない限り登場しないが、ヒストリカルでは常にヒーローの側に控えている。 |
しっと | 【嫉妬】やきもち。 1.他人が自分より良い物や優れた能力持っていることをうらやみねたむこと。 2.自分の愛する者の愛情が他に向くのを恨み憎むこと。 1は、ライバルがヒーローやヒロインに対して抱く気持ち。 2は、ヒーローがヒロインをめぐるライバル男性に対して感じる気持ち。 あるいは、ヒロインがヒーローをめぐるライバル女性に対して感じる気持ち。 |
じどうしゃ | 【自動車】発動機を備え、その動力で走る(通常)四輪の車。 ロマンス小説では、ヒロインの車は、雨の日には故障するおんぼろの中古車と相場が決まっているようだ。 ヒロインが日本車の中古車に乗っていることも多い。 ヒーローは社長クラスなら高級スポーツカー、牧場ものならトラックやジープのことも。 |
しにがみ | 【死神】人を死に誘う神。 登場人物が事故や病気で瀕死の状態になると、名前が出てくる。 ヒーローとしては、まだまだ稀少。 『映画「ジョー・ブラックをよろしく」で美しすぎる死神を演じたブラッド・ピット。 あのイメージはそのままロマンスファンの脳髄を直撃〜? やはり「どうせ死ぬなら美しき死神」にさらわれていきたいものですね。 「私もさらっていって!」「悪いけれど、僕にも好みが…」(-"-)』(ピーチ様より) |
しゃこうらん | 【社交欄】新聞の社交関係の記事。 上流社会あるいは中流階級の結婚式やパーティーなどの光景を記事にしている。≠ゴシップ欄。 芸能人やスポーツ選手ならともかく、富豪とはいえ、一般の会社社長の恋愛沙汰などを載せてどうするのだろうか……? |
しゃちょう | 【社長】会社組織の長。トップ。 ほとんどの場合、ヒーローは社長クラス。 一国一城の主なのである。 相手となるヒロインの職種は、秘書・タイピスト・家庭教師からモデルまで多岐に渡る。 稀にヒロインが社長のこともある。 →オフィスもの |
しゅうどういん | 【修道院】カトリック教会で、修道士(ブラザー)や神父(修道司祭)や修道女(シスター)が一定の規律を守って共同生活を営んでいる僧院、及び、尼院。 現代ものでもヒストリカルでも登場する。 特に現代ものでは、修道院付属孤児院として出てくることが多い。 |
しゅじんこう | 【主人公】物語の中心人物。主役。 男主人公をヒーロー、女主人公をヒロインと呼ぶ。 ←→脇役・ライバル |
しゅっぱんしゃ | 【出版社】書物を印刷して販売する会社。 日本でロマンス小説を出したことのある出版社は、ハーレクイン社・サンリオ社・日本メールオーダー社・扶桑社・二見書房・ソニーマガジンズ・講談社・原書房・竹書房など。 レーベルが確立されているわけではないが、集英社・角川書店・新潮社などからロマンス小説と分類できる小説が出ていることが稀にある。 |
じゅんだんしゃく | 【準男爵】爵位の1つ。男爵の下の位。世襲も可能。 男性はバロネット(baronet)。準男爵夫人(準男爵の妻)や女準男爵はバロネテス(baronetess)。 イギリスのみの爵位で、厳密には貴族ではなく、貴族院の議席を持たないが、貴族名鑑には載る。 ロマンス小説では爵位名はあまり見かけないが、呼びかけはヒストリカルやミステリなどで見かけることもある。 ただし、ナイト爵と同じ敬称なので日本語での区別はしづらい。 社交での呼びかけは「サー△△(Sir△△)or△△卿」、その夫人は「レディ○○(Lady○○)」で、△△は名前(ファーストネーム)、○○は名字。 |
じょうば | 【乗馬】馬に乗ること。 上流社会に溶け込むため、あるいは、牧場生活に溶け込むための必須科目。 イギリスやボストンなどで使われる鞍と、アメリカ西部で使われる鞍は全く違うらしい。 |
じょうりゅうしゃかい | 【上流社会】社会的・経済的に上位にある階級の人々により構成される集団。 ロマンス小説においては、年がら年中、パーティーをしている退廃的なイメージがある。 |
しゅようとうじょうじんぶつ | 【主要登場人物】作品に出てくる主な人々。 IやHSやLSなどでは、本編の前に主要登場人物の紹介が書かれていることがある。 ヒーローとヒロインは必須として、結構重要な人が抜けていたり、重要でない人がいたりすることも。 |
しろ | 【城】建物。その昔、敵を防ぐために築かれた巨大な構造物。 主人公達が貴族である場合、基本的に城を所有している。 現代物では、広大な古城を持て余し、ホテルに改造することも多い。 実際には城ではないが、ヒーローの大きな屋敷を見たヒロインが、「これは家じゃなくて城って言うのよ」なんてことを考えることもある。 ヒストリカルやイギリスが舞台のRには必ずといっていいほど登場する。 |
しろあーる | 【白R】白い表紙のハーレクイン・ロマンスシリーズ→R。 ハーレクイン刊行開始当時の装丁が白地に3本ライン、丸くイラスト入りだった。 単に初期のRを指すことも。中にはカバー付のものもある。 |
しんかん | 【新刊】新しく刊行された書物。 ハーレクイン社だけで毎月40冊以上のロマンス小説が発売される。 |
しんかんおち | 【新刊落ち】新刊が古本屋に並ぶこと。 『新刊として発刊されて1〜2ヶ月以内の間もない本が古本屋の店頭に並ぶこと。 HQファンは同時に数冊購入するのは当たり前なので、少しでも単価が安い「新刊落ち」は大変嬉しいもの。 古本屋に行って、レア本を見つけられなくても「新刊落ち」がGETできれば、とても嬉しいと思ってしまう。 また、新刊落ちが並ぶ店ではそれを手に入れるための競争率も高い。』(ピーチ様より) ただし、買ったまま未読の本を「新刊落ち」で見つけると悲しくなる。 また、あまりにも早く見つけると、作品が面白くなかったんだろうかと不安になることもある。 人間心理は複雑。 |
じんこうじゅせい | 【人工授精】手術により人為的に精子と卵子を結合させること。不妊治療などに用いられる。 ロマンス小説では、子供を産みたいが相手がいないと焦った30歳代のヒロインが取る最終手段として書かれていることがある。 精子提供を知人であるヒーローに頼み、手術するくらいならと契約結婚してしまう話も多い。 |
しんしょ | 【新書】ハーレクインは概ね新書サイズ。実測では107×170。 古本屋では、「新書1点」とレジ打ちをされることが多い。 |
しんぷ | 【神父】カトリック教会の僧侶。司祭。聖職者。 修道士(ブラザー)が叙階を受けると神父(ファザー)となる。 教会で働く教区司祭と修道院で働く修道司祭がいる。 牧師とは異なり、結婚はしない誓いを立てている。 女性は修道女(シスター)となる。 |
せいふく | 【制服】ある集団に属する人が着るように、色や形の定められた服装。ユニホーム。 制服もの:主にヒーローが制服を着る職種(警察官・消防士・パイロット・軍人など。)についている作品。 |
せいれい | 【精霊】自然や物に宿ると考えられている魂。 精霊がヒーローやヒロインになる。 代表格はランプの精。3つ目の願いの最後には……? |
ぞうしょ | 【蔵書】自分で持っている書物。 『ロマンス用語で蔵書といえば、単純に持っているHQの数を表す。 最低でも1,000冊以上揃えている人は、レア本を発見すると「私の蔵書にあったかしら?」とまず最初に考えてから購入を決める。』(ピーチ様より) 蔵書の中でもお気に入りとして残しておきたい本は保存版となる。 |
ぞうていぼん | 【贈呈本】無料で配られた本。 本屋のオープンや改装記念の時などに、レジで無料で配られることがある。 予め「贈呈本」と裏表紙に印刷されているか、耳部分に「贈呈本」などのスタンプがある。 →プレゼント本 |
た行 | |
たいこう | 【大公】称号の1つ。「公」とも書かれる。王(king)の下、公爵(duke)の上の位。 王族の王以外の者や分家の長であることが多い。王位の無い国の君主を指すこともある。 イギリスが舞台の場合は、Prince(王子)かGrand dukeの訳に使用される。 ロマンス小説、特にヒストリカルで大公が出てきたら、歴史上の実在人物である可能性が高い。 基本的には脇役だが、ヒーローやヒロインを気に入って力を貸してくれるかもしれない。 |
たけしょぼう | 【竹書房】出版社。 2007年よりラズベリーブックスを刊行。 |
たんきゅうぼん | 【探求本】捜し求めている本。 人からのお勧め本を探す場合や、作家コンプリートを目指している場合、その本は探求本となる。 古本屋に探求本リストを持っていくと探しやすい。 |
だんしゃく | 【男爵】貴族の爵位の1つ。五等爵の第5位。 イギリスではバロン(baron)。男爵夫人(男爵の妻)や女男爵(男爵位を持つ女性)はバロネス(baroness)。 ロマンス小説ではヒストリカルやイギリスが舞台のRで、ヒーローやヒロインの実家の身分や脇役などとして稀に登場。 社交での呼びかけは「○○卿(Lord ○○)」、「レディ○○(Lady○○)」で、○○は名字。 |
だんそんじょひ | 【男尊女卑】男を重んじ女を見下す態度・思想。 ロマンス小説では、ヒロインがヒーローを責める時に使う言葉の1つ。 実はヒーローはフェミニストであることが多い。 |
ちず | 【地図】一定の地域を縮尺して平面に描いた図。 DやAなど、アメリカが舞台のものは、本編の前に地図が載っていることが多い。 主要都市のほか、舞台となる架空の地名が書かれていることもある。 |
ちょうのうりょく | 【超能力】人知を超えた力。人間の潜在能力が目覚めた力とも言われる。 ロマンス小説では、超能力といっても、精神感応・遠視・予知・過去視・危険回避といった精神的な能力で、かなり不安定で微々たる力であることが多い。 パラノーマルもの。 |
つぼ | 【壺】ツボ。急所。意図する所。ここと見込んだ所。 ロマンス用語に限ったことではないが、「この話、つぼにはまりました!」「ヒーローがツボツボです〜。」などと使う。 |
つるつるかこう | 【つるつる加工】表紙に施された光沢がある加工。(造語) PP(ポリプロピレン)加工のクリアタイプなのか、光沢ニス加工なのか、素人である管理人にはよくわからない。 |
てんがいこどく | 【天涯孤独】広い世界に1人も身寄りがいないこと。 ロマンス小説では、もともと一人っ子な上に両親を事故で亡くしたり、孤児院育ちで係累がわからなかったりという、ヒロインやヒーローが多い。 そうかと思えば、テレビで特集を組まれそうな大家族もいる。 ごく普通の家庭というものの割合が少ない気がする……。 |
てんし | 【天使】天の使い。神様からの使者。 天上では、ある人物を正しい方向に導くため、また、カップルを上手く行かせるため、色々と作戦が練られているようである。 稀に天使がヒロインとなることもある。 |
でんししょせき | 【電子書籍】電子本。 本の内容を電子データ化し、パソコンや携帯端末などでダウンロードしたり、WEB上で読んだりすることが出来るようにしたもの。 ハーレクインの電子書籍の販売も行われている。 |
どうわ | 【童話】子供のためのお話。 童話をテーマに書かれたロマンス小説も数多く存在する。 特に、シンデレラ・白雪姫・人魚姫・美女と野獣・眠り姫などは、よく見かける。 HQの基本はシンデレラ・ストーリーだから当然ともいえる。 |
とおしばんごう | 【通し番号】背表紙につけられた番号。 R-123、I-1000など。 HQでは、カテゴリーごとにアルファベットと数字が振られている。 アルファベットは、カテゴリーを表す。 サンリオ時代は、アルファベットはなかったが、番号はそのまま繋がっている。 |
どくせんよく | 【独占欲】ひとりじめにしたいと願い求める心。 傲慢なヒーローは、ヒロインに対して独占欲をむき出しにする。 ライバルに嫉妬してヒロインに八つ当たりをすることも。 あまりの言動にヒロインに逃げられてしまうこともしばしば。 |
としのさ | 【年の差、歳の差】年齢の開き。 ヒーローはある程度地位と財産と生活基盤を築いている事が多いので、ヒロインよりも年齢が高いことが多い。 特に昔のものは、10歳は当たり前。 場合によっては、20歳以上の歳の差がある。 管理人も初めはぎょっとしたが、今ではすっかり慣れてしまい、ヒーローが10歳位の年の差で悩んでいると「それくらいどうした!」と言ってしまうのだった。 |
な行 | |
なんぶなまり | 【南部訛り】アメリカ南部地方の訛り。 ゆったりとした口をあまり開かないしゃべり方らしいが、聞いたことがないので(たぶん聞いても)よくわからない。 実際には南部訛りを直そうとする人が多いそうだが、ロマンス小説では、ヒーローの南部訛りは非常にセクシーらしい。 ←→ボストン訛り・ニューヨーク訛り など。ヤンキー |
にほん | 【日本】国。わが国の国号。JAPAN。 ロマンス小説に出てくる日本は、どこか間違っている。 その歪みを笑いながら読むか、腹を立てて放り出してしまうかは、その人によるだろう。 管理人は大抵のことなら笑いながら読むタイプ。許せない話は人物の性格が酷く日本人離れしている時かな……。 |
にほんめーるおーだーしゃ | 【日本メールオーダー社】出版社。 一時期、ロマンス小説を出版していた。→JMO |
にんきさっか | 【人気作家】世間での評判が高い作家。大勢の人に好かれる作家。 人気作家はファーストネームだけで呼ばれる。 集めるのに苦労するほど、多作であることが多い。 ただし、人気作家だからといって、万人が全作品を好きになれるとは限らないのは、世の常。 管理人みたいな天邪鬼もいることだし……。 |
にんしん | 【妊娠】女性、あるいは哺乳類の雌が子を腹に宿すこと。身ごもること。 ロマンス小説においては、ヒロインがストーリー中に妊娠、出産、子育て、あるいは流産という過程を辿ることは珍しくない。 |
は行 | |
はくしゃく | 【伯爵】貴族の爵位の1つ。五等爵の第3位。 イギリスではアール(earl)。伯爵夫人(伯爵の妻)や女伯爵はカウンテス(countess)。 ロマンス小説ではヒストリカルやイギリス舞台のRに登場。 ヒーローやヒロイン、あるいは脇役の身分であることが多い。 社交での呼びかけは「☐☐卿(Lord☐☐)」、「レディ☐☐(Lady☐☐)」で☐☐は領地名だが、たまに名字のこともある。 |
はじめて | 【初めて】それまで経験がなく最初であること。 ヒロインは結婚経験者や未婚の母ものを除くと、初めての場合が多い。 =ヴァージン。 極めて稀だが、ヒーローにも初めての人がいる。 「何が?」なんて、深いことを突っ込むべからず。(*ノ∇)ゝ |
はつばいび | 【発売日】新刊が本屋の店頭に並ぶ日。 5日刊と20日刊とに別けて発売される。 都会の本屋では発売日の4,5日前に入ることも多い。 管理人の地域は田舎なので、大抵、あちこちのサイトで「新刊出てた〜!」という声を聞いて数日経過しないと入らない。 |
はらしょぼう | 【原書房】出版社。 2005年11月よりライムブックスを刊行。 |
ひこうき | 【飛行機】プロペラ回転やガスの噴射などによって飛ぶ航空機。 ロマンス小説(特に、アメリカが舞台の作品)では、ヒーローが自家用飛行機を持っていたり、緊急時にチャーターして移動したりする風景を見かける。 飛行機が墜落して、ヒーローもしくはヒロインが危機一髪助かり救助されるパターンも多い。 また、ヒロインが小型機のパイロットのこともある。 |
ひしがた | 【菱形】ダイヤ。ハーレクイン社のロゴマーク。 1994年以降の本の背表紙には、濃いピンクの菱形が4つ付いている。 ハーレクイン(道化師)の洋服の模様からきたらしい。 少なくとも2012年以降は赤い菱形に白いHの文字のマークに変更されている。 |
ひしょ | 【秘書】重要な職務の周りで機密の事務を執り行う人。 秘書もの: ヒロインが秘書をしている作品。 秘書はヒロインの職業としては、最もポピュラーかもしれない。 相手となるヒーローの職種は、社長・小説家・芸能人など実に幅広い。 |
ひばいひん | 【非売品】化粧品などのおまけについた本や、何かのフェアで配られた本。 値段の表記がなく非売品の表示がある。→プレゼント本 |
びょういん | 【病院】大勢の患者を収容して診療・治療を行う施設。 病院もの: ヒーローやヒロインが病院従事者である作品。 ヒーローは優秀な医者か患者。 ヒロインは医者・看護婦(ナース)・物理療法士など。 患者は、ヒーローかヒーローの身内の場合が多い。 舞台は病院、もしくは患者の自宅(ヒーローの屋敷)となる。 |
ひょうし | 【表紙】書物の一番外側につける紙。 イラストが中身の雰囲気と合っていると嬉しい。 逆に、イラストが変だと購入意欲が薄れる。 過激なイラストや写真のものは、レジに持っていくのに非常に勇気がいることがある。 最初は恥ずかしがっていた人でも、段々麻痺して平気になっていくのが定石らしい。 各カテゴリーの表紙については、各カテゴリー名やアルファベットの項を参照のこと。 |
ふきょう | 【布教】宗教を教え広めること。 ロマンス用語では、ハーレクインロマンスやお気に入りのロマンス本を周りの人に勧め広めること。 布教のために友人などに貸し出すダブリ本を布教本などと呼ぶ。 (ロマンスサイトにて自然発生。) |
ふくしゅう | 【復讐】あだ討ち。仕返し。 復讐もの: かつてヒロインの身内やヒロイン自身に酷い目にあったヒーローが、立身出世してヒロイン経由で復讐を企む話。(何故、ヒロイン経由するんだ……。) もしくは、ヒロイン自身もしくはヒロインの身内がヒーローに酷い目にあい復讐しようと近づく話。 大抵、誤解が元になっている。 |
ふごう | 【富豪】お金をたくさん持っている人。金持ち。 ヒーローの多くが富豪と言われる身分。 アメリカが舞台の話の場合は、ごく普通の庶民派ヒーローもいる。 |
ふそうしゃ | 【扶桑社】出版社。 「扶桑社ロマンス文庫」として、ロマンス小説の文庫を出版している。 表紙はイラスト。 背表紙はピンク。緑の楕円形に白抜きで「扶桑社ロマンス」の文字あり。 |
ふたご | 【双子】双生児。同じ時に同じ母親から生まれてきた子供。 双子を産みやすい遺伝というものがあるらしい。 記憶喪失ものや自分の出生を探る話に多いような気がする。 |
ふたみしょぼう | 【二見書房】出版社。 「ザ・ミステリ・コレクション」の中で、サスペンスロマンスの文庫を出版している。 背表紙は白。マークは、上部に青緑地の四角に白文字で「23」→下部に「23」に変更。 |
ふりん | 【不倫】人の道に外れること。 ヒーロー・ヒロインのどちらかが結婚している状態で関係を持つこと。 管理人が大嫌いな設定の1つ。 |
ふるほん | 【古本】古本屋やネットにて購入した中古の本。 ハーレクイン社は在庫を数ヶ月しか置かない主義な為、昔の作品は必然的に古本に頼ることになる。 |
ぶんげいしょ | 【文芸書】大作のロマンス小説。 通常のHQよりテーマが重く、読み応えたっぷり。 四六サイズ、ハードカバー。→ST |
ぶんこ | 【文庫】文庫サイズの本。 ハーレクイン文庫→B、BL、BR、HQBなど。 手元の本の実測では105×148。 |
べっそう | 【別荘】本宅から離れた土地に設けてある屋敷。 そこそこ裕福なヒーローは持っている。週日仕事をしている都会に本宅、郊外に週末用の別荘を持っていることが多い。 海外に2、3軒の別荘を所有している富豪ヒーローもいる。 管理が大変そうだ……。 |
ほうやく | 【邦訳】日本語に訳されること。もしくは訳された本。訳本。 1冊の本を訳すのには、かなりの時間と労力がかかるので、次々出さなくてはいけないシリーズものは、数人の翻訳家で訳すことがあるらしい。 仕方がないことだが、せめて、シリーズものやスピンオフの場合は、名前や一人称は統一して欲しい。 ←→未訳,←→原書 |
ぼくし | 【牧師】プロテスタント教会で、信徒の指導・監督をする人。教職者。 神父とは異なり、 結婚することが出来る。 ヒロインが牧師の娘という設定も少なくない。 |
ぼくじょう | 【牧場】家畜を放し飼いにする場所。 牧場もの、農場もの: ヒーローやヒロインが牧場主・牧童頭・農園主などの農業関係者で、牧場・農場が舞台の話。 舞台はアメリカ西部であることが多い。 育てているのは牛か馬。 カウボーイやロデオ選手や調教師がセットのように出てくる。 オーストラリア内陸部では牛、ニュージーランドでは羊となる。 フランス(だけではないが)なら農場ものとなり、ヒーローが葡萄園を持つワイン醸造家になることもある。 |
ほぞんばん | 【保存版】保管用の本。 蔵書の中でもお気に入りとして残しておきたい本。 保管用として、読書用とは別に購入して大切に扱っている読者もいる。 |
ほんやくか | 【翻訳家】洋書を日本語に訳す人。 上手な翻訳家には、チェックを入れている読者もいるようだ。 |
ま行 | |
まじょ | 【魔女】女の魔法使い。 ヒロインが超能力や霊能力を持っていることがある。 本人が魔女と呼ばれていたり、魔女・魔法使いと呼ばれた先祖を持つことも少なくない。 |
まほうつかい | 【魔法使い】魔法を使える人。人間業でないようなことができる人。 ヒーローが超能力や霊能力を持っていることがある。 現代ものでは、能力を生かして特殊な任務についていることも……。 |
みこん | 【未婚】まだ結婚していない状態。 未婚の母もの(シングルマザーもの): ヒーローと恋人だったのに別れたり、ヒーローが外国で行方不明になったり、結婚を約束していた恋人が事故で亡くなったり、レイプされたりして、未婚のまま子供を産んだヒロインの話。 相手がヒーローの場合は、シークレットベイビーものになることもある。 昔の作品の方が世間の目と生活が大変そうな感じがする。 |
みどく | 【未読】まだ、買っておらず読んだことがないこと。 もしくは、買ったものの読んでいないこと。 |
みどくぼん | 【未読本】まだ読んでいない本。買ったものの、まだ読んでいない本。 購買速度が読書速度を上回ると発生する。放っておくと山になる。 |
みぼうじん | 【未亡人】夫に先立たれ、再婚していない婦人。 未亡人もの: ヒロインの亡くなった夫のタイプにより、パターンが分かれる。 1.夫とは愛し合い仲むつまじく暮らしていたが、突然、夫が亡くなってしまったパターン。 2.夫は結婚式直後に事故や不治の病で亡くなったり、実は同性愛者だったりして、ヒロインは無垢なまま未亡人となったパターン。 3.夫が暴力を振るったり、浮気していたりして、ヒロインは肉体的あるいは精神的に傷ついているパターン。 管理人のツボの1つ。 |
みやく | 【未訳】まだ、邦訳されていないこと。邦訳されていない本。 シリーズの途中からいきなり出版されたり、シリーズ途中で出版されなくなったりすると、未訳の本が大変気になる。 ←→邦訳 |
むなげ | 【胸毛】胸のあたりに生える毛。 ヒーローの多くが胸毛持ちと思われる。 欧米の女性は、ごわごわと生えているのをセクシーでワイルドだと思うようだが、日本の女性からは、度々、嫌がる悲鳴が聞こえてくる。 胸毛の好きなファンを「ムナゲー」などと言う。 ……管理人のことか? 管理人は胸毛は大丈夫な方だが、襟元や薄い布地を通して「ちらり」と見えるのよりは、上半身脱いで筋肉(←これが重要)ごと全部見せて欲しいと思っている。 |
めろめろ | 【めろめろ】めろめろ。メロメロ。 愛情にのあまり理性を失い、締まりがない様子。 人や動物が 可愛いくて夢中になっている状態や、酒などに酔って足腰が立たない状態に使う。 語源は「めらめら(火が燃え広がる様子)」から転じたとの説がある。 鎌倉時代から記述があるらしい。 ロマンス用語では、主にヒーローがヒロインに惚れこんで骨抜きになった状態を指す。 普段はしないような突飛な行動を取ったり、嫉妬心丸出しの言動をしたり、困惑するほど甘やかしたり、端から見て明らかなほど見とれたりする。 鈍いヒロインには、ヒーローの気持ちを気付かれていない場合が多い。 が、2人の周りの人々や、読者には、はっきりとヒーローのメロメロ状態がわかって微笑ましい。 |
もとさや | 【元鞘】「元の鞘に収まる」の略。 一度離縁または仲違いした者が、また元の仲に戻ること。 もとさやもの: 『かつて恋人同士、あるいは夫婦だったヒーロー&ヒロインが何年か経過した後に再びめぐり合い、葛藤の末結ばれるパターンのストーリー。』(ピーチ様より) >シークレットベイビー、≠再会もの |
や行 | |
やくほん | 【訳本】邦訳された本。日本語に訳された本。 ←→原書・洋書 |
やしき | 【屋敷】邸宅。立派な広々とした家。 ヒーローは、1人では持て余すような広大な屋敷に家政婦・執事・庭師付きで住んでいることが多い。 遺言により条件付で相続することになったり、荒れ果てたものの補修費用を出せなかったりと、トラブルの元になったりもする。 屋敷そのものにお洒落な名前がついていることもある。 |
やじゅう |
【野獣】野生のけだもの。獣。ビースト。 大概、表紙には、「どこが野獣なの?」という美男子のイラストが描いてある。 |
やばん | 【野蛮】文明・文化が遅れていて開けていないこと。教養がなく、粗野で乱暴なこと。粗暴なこと。 『ロマンスでは主にHS(ヒストリカル)やシークものなどで使用される単語。Barbarous(英語)。 アングロサクソン人やウェールズ人に誘拐されたノルマン人貴族の姫君などが好んでヒーローを「形容」するのに使用する。 また、シークの囚われ人となったヒロイン(主に英国・米国国籍?)も好んで使用する。 「一夫多妻なんて野蛮だわ!」(イスラム教徒は4人まで妻が持てる)。 アメリカでは主にネイティブ・アメリカンに憧れるヒロインも心ひそかにこの言葉に魅了されていたりする。 洗練された女性ほど、「野蛮」に憧れるものである。 野蛮…というよりどちらかといえば「野蛮なくらいワイルド」の方がニュアンスとしてはいいかもしれない。 「野蛮なくらいワイルドなヒーローに誘拐されてみたいわぁ〜。そして、あ〜んなことやこ〜んなこと…(以下省略)」』(ピーチ様より) 辞書で引いてみたら、思ったよりきつい言葉だったのでびっくりした……。 |
ゆいごん | 【遺言】死後に言い残す言葉。 ロマンス小説の中では、ヒロインを自分のルーツ探しの旅に出したり、ヒーローとヒロインを契約結婚へ導いたりするもの。 |
ゆうれい | 【幽霊】死者が成仏できず、この世に留まった姿。 普通の人には見ることも触ることも出来ないとされている。 古い城や屋敷だと、ご先祖が自縛霊や守護霊として住み着いている幽霊話があるようだ。 実際に住んでいて話かけてくることもある。 稀に幽霊がヒーローやヒロインなこともある。 |
ゆびわ | 【指輪】飾りとして指にはめる輪。リング。 婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)、紋章付指輪、先祖伝来の高価な指輪など、物語を彩る重要な小物。 ロマンス小説では、ヒーローが婚約指輪を予め用意してきてプロポーズすることがある。 もし、ヒロインの指が太くて全くサイズが合わなかったら気まずくならないだろうか? まあ、しっくりと納まるのがお約束だが……。 |
ようし | 【養子】養子縁組によって子供となった者。 ロマンス小説にでは、ヒーロー・ヒロイン本人がかつて孤児となって養子とされていたり、色々な事情があって子供を養子に迎えていたり、ヒロインが若気の過ちで子供を養子に出していたり、実に様々なパターンがある。 アメリカでは、州によって養子縁組の制度が大きく違うらしい。 養子を迎えるために契約結婚しようとするカップルもいる。 |
ようしょ | 【洋書】日本語ではない言葉で出された本一般を指す。 ≠原書 |
ら行 | |
らんどく | 【乱読・濫読】手当たり次第に書物を読むこと。 『ロマンスファンは基本的に「本好き」である人が多い。 読むジャンルは結構広く、ロマンスものだけでなく、ミステリーや時代小説、漫画など興味ある本なら何でも読む人が多い。 いわゆる「乱読」なのである。』(ピーチ様より) 活字中毒なのかもしれない……。 |
りんねてんせい | 【輪廻転生】死んで生まれ変わること。生きかわり死にかわりすること。車輪が回転して極まりがないように、霊魂が転々と生を受けて、迷いの世界を巡ること。流転。 『もとは仏教用語だが、ロマンスにおいて「輪廻転生もの」といえば、昔、恋人同士だった二人が結ばれず、生まれ変って再び現世で巡り会うという非常にロマンチックな設定をさす。 ちなみにとある統計では、日本人既婚女性の約6割が「再び生まれ変ったなら今の夫とは結婚しない…」と言っているそうである(-_-)』(ピーチ様より) 女性はいつまで経っても、理想高く夢多き乙女だから!(*^∇^*) |
れいのうりょく | 【霊能力】霊を感じることが出来る力。 稀にこの力を持つヒーローやヒロイン、どちらかの身内等が登場することがある。 深刻なものであれば、サスペンスものに発展することも多い。 パラノーマルもの。 |
れんさく | 【連作】1人の作者が一連のものとして作品を作り、全体としても味わいを出すようなつくり方。その作品。 HQにおいては、1人の作家による連作と、複数の作家が1、2作品ずつ書いていくリレー形式の連作が存在する。 単なるスピンオフとは異なり、1作目で生じた謎や伏線が続きの作品に生かされている。 1人の作家による連作の長所は、登場人物の性格や時系列がシリーズを通してしっかり表現されていること。 短所は、作家の技量により、各作品の主人公達が似たり寄ったりの性格になってしまうこと。 →ミニシリーズ 複数作家による連作の長所は、同じ舞台設定でも、作家の個性により全く異なるドラマが展開され、ワンパターン化が防げること。 今まで存在すら知らなかった新たなお気に入り作家の開発が出来ること。 短所は、作家により登場人物から受けるイメージが全く異なってしまうことがあること。 嫌いな作家や嫌いな設定の作品も読まないとストーリーが繋がらなくなること。 時系列がおかしいのでは? と思うことも少なくない。 複数作家による連作はシルエット系に多い。≠競作 |
わ行 | |
わきやく | 【脇役】主人公達を助けて周りを固める役。 ライバルを含む。 そんな人とは縁を切った方がいいと思うような脇役がかなりいる。 大抵、主人公達の身内で縁が切れないようだが。 また、生き生きとした脇役が登場すると話が面白くなる。 稀に主人公達よりも肩入れしてしまうことすらある。 そんな名脇役は、後にスピンオフで主人公となることがある。 ←→主人公 |
|ABCDEFG|HIJKLMN|OPQRSTU|VWXYZ|
A〜G | |
A | 【Harlequin American
Romance】ハーレクイン・アメリカン・ロマンス。 舞台がアメリカ、もしくは主人公がアメリカ人。 休刊。→後にLSへ 表紙は、写真・背表紙は黄→銀と赤と青のライン入り白地にイラスト→イラスト。 背表紙は、ばらばら(カラフル)。 |
B | 【Harlequin
Bunko】ハーレクイン文庫。→BL、BR、後にHQB。 (英訳がなかったので、日本独自のカテゴリーと思われる。) 人気作品を普段の新書サイズよりも小さい文庫サイズにしたもの。 表紙がモデルの写真。モデルさんのイメージが中身と合うとうれしい。休刊。 |
BL | 【Harlequin
Bunko】ハーレクイン文庫。→B、BR、後にHQB。 シルエット・ロマンス系。表紙はモデルの写真。休刊。 |
BL | 【Boys
Love】ボーイズ・ラブ。 男性同士の同性愛物。主に女性が読む。 古本屋では、ハーレクインの隣に置いてあることが多い(*^∇^*) |
Blaze BZ |
【Harlequin Temptation
Blaze】ハーレクイン・テンプテーション・ブレイズ。 テンプテーション(T)の中でもより情熱的な作品。通し番号はTと同じ。 2004年6月より独自の番号になった。→BZ 休刊。 |
BNT | 【Teen's
Romance】ティーンズ・ロマンス。 ティーン用に人気作品を復刊。表紙はポップなイラスト。 |
BR | 【Harlequin
Bunko】ハーレクイン文庫。→B、BL、後にHQB。 ハーレクイン・ロマンス系。白い表紙にイラスト入り。休刊。 |
BZ | 【Harlequin
Blaze】ハーレクイン・ブレイズ。 かなり情熱的な作品。2004年6月にテンプテーション(T)より分離。 表紙は写真(上部が人物、下部が風景)、背表紙は紫。休刊。 |
C | 【Harlequin
Classics】ハーレクイン・クラシックス。 ハーレクインシリーズで人気のあった作品を復刊。 表紙は、白→淡い水色→パステルピンク(壁紙風?)→ピンク系の花。丸くイラストが入っている。 休刊。恐らくハーレクイン・セレクトに統合された。 |
COMIC MIRA | 【Comic
MIRA】コミック・ミラ。 漫画雑誌。小学館より発行。 2004年4月休刊。 発売当初は、B6版だったはずだが、いつの間にか単行本ほどのサイズになっていた。 |
CP | 【Harlequin Classics
Premium】ハーレクイン・クラシックス・プレミアム。 初期の頃の人気作品を復刊。 紺色の表紙で装丁がやや豪華な雰囲気。文字が大きいため、やや厚い。休刊。 |
D | 【Silhouette
Desire】シルエット・ディザイア。 基本的にアメリカが舞台。 もしくはアメリカ人女性がヒロイン。 シリアスな雰囲気のものもあれば、コミカルな雰囲気のものもある。HOT。 表紙は、灰色に上部赤のライン・モデル写真入り→赤・イラスト入り→金・中表紙にモノクロイラスト有り→赤・イラスト入り→白表紙・赤背表紙・イラスト入り→左が白、右がワインレッド(境は波型)・イラスト入り・背表紙ワインレッド、へと変遷。 |
DX | 【Silhouette Desire
Extra】シルエット・ディザイア・エクストラ。 エクストラ企画の1つ。 表紙はDに似ている。 |
D | 【Harlequin
Duette】ハーレクイン・デュエット。 『ジャネット・デイリーのRから出た既刊2作を1冊にして再版された選集で、 2本のライン・2作のうち1作で使用されたイラスト(丸型)が使われています。 D-1…「楽園のふたり」「星降る夜に」(表紙背景:水色) D-2…「サンアントニオの祭」「サマンサの冒険」 D-3…「ソノラの夕陽」「吹雪の週末」(表紙背景:薄いピンク)』(Hope様より) |
DSC |
【Deborah Simmons
Collection】デボラ・シモンズ・コレクション。 |
E | 【Harlequin
Ecstasy】ハーレクイン・エクスタシー。 大人のロマンス。HOT。 白い表紙にイラスト入り。金の縁取りがあるものもある。休刊。 |
FC | 【Silhouette FORTUNES
CHILDREN】シルエット・フォーチュンズ・チルドレン。 シルエット・スペシャルエディション(N)などで書かれていた『富豪一族の肖像』シリーズの再刊行。 ミネソタのフォーチュン一族のロマンスを描く。 複数作家による連作。 |
FS | 【Harlequin Fine
Selection】ハーレクイン・ファイン・セレクション。 ハーレクイン・クラブ会員向けの豪華本に収録した作品のうち、特に人気の高かったものを再刊行。 表紙は白地に花の写真。 |
G | 【Harlequin
Intrigue】ハーレクイン・イントリーグ。 サスペンスタッチ。巻数はあまり出ていない。G−12で休刊。 後にU→A→LSへ |
GET | 【get】ゲット。 得ること。手に入れること。捕獲すること。 長いこと探していた探求本が見つかると、古本屋で思わず「GETだぜ〜!!」(某アニメの影響大)と叫んでしまいそうになることが……。危ない、危ない……^^; |
H〜N | |
HA | 【Harlequin
Aphrodite】ハーレクイン・アフロディーテ。 大人の恋を描いた作品。 表紙は3分の1がベージュ系かオフホワイトで、残りはカップルの写真。 2008年10月、休刊。 |
HAC up | 【Harlequin Author
Collection】ハーレクイン・オーサー・コレクション。 人気作家の作品をまとめた再販セット。1話1冊だったり、2話1冊だったり。 |
HES | 【Harlequin Elizabethan
Season】ハーレクイン・エリザベサン・シーズン。 16世紀のエリザベス女王即位時の王朝の恋。 表紙はシックな色合いで、右上の金縁の額にイラスト。 複数作家による連作。短期間のみ。 |
HFF |
【HQ Fast
Fiction】HQファスト・フィクション。 |
HHB | 【Harlequin Historical
Bunko】ハーレクイン・ヒストリカル文庫。 ハーレクイン・ヒストリカル(HS)で出版されたものを文庫として再販。 表紙は全面イラスト。 |
HHS | 【Harlequin STEEPWOOD
Scandal】ハーレクイン・スティープウッド・スキャンダル。 19世紀初頭の英国摂政期、イギリスのスティープウッドが舞台のヒストリカルシリーズ。 表紙が、エレガントな草木の模様の濃い色の柄模様。縦長の楕円形の中にイラスト入り。 複数作家による連作。 |
HL up | 【Harlequin Love】ハーレクイン・ラブ。 人気作家の再販や新刊。休刊。 |
HLE |
【Harlequin Limted
Edition】ハーレクイン・リミテッド・エディション。 |
HNR |
【Harlequin Niroli
Rules】ハーレクイン・ニローリ・ルールズ。 |
HOT | 【hot】ホット。 濃厚なラブシーンに対する言葉。 主人公達は行き着くところまで行ってしまう。 ベッドシーンが詳細に描かれていることが多い。 D・T・LSは基本的にHOT! |
HP | 【Harlequin
Prelude】ハーレクイン・プレリュード。 2008年11月〜2009年7月まで刊行。 |
HR | 【Harlequin
Request】ハーレクイン・リクエスト。 リクエストの多かった作品を復刊。 パステル系の表紙、ポップなイラスト。 2003〜2007年は、異なる作家の2作品を同時収録している。 恐らくセレクトへ統合された。休刊。 |
HRH up | 【HR by Harlequin】HR・バイ・ハーレクイン。 既刊の物を改題・再編集して再販。文庫。 マークは□の中に大きくHRと小さくby Harlequin。Rの上部の中は赤く塗られている。 表紙はおとなしめのイラスト。休刊。 改題はMIRA文庫化以外では珍しいかも。 |
HRV up | 【Harlequin Revival】ハーレクイン・リバイバル。 かなり初期のイマージュを再販。恐らくセレクトに統合された。休刊。 |
HS | 【Harlequin
Historical】ハーレクイン・ヒストリカル。 歴史もの。時代背景が現代でないもの。 中世ヨーロッパもの、イギリスの摂政期からヴィクトリア時代もの、アメリカ開拓時代もの、に大きく分かれる。 他の時代のものは稀。 表紙はグレー系の大理石模様、黄土色(石材?)の縁取りつきイラスト→グレー系に紫色・茶色・抹茶色等の縁取り付きイラスト→紫系に縁取り付きイラスト→背表紙ばらばらで表紙は全面か一部写真。 エディション(N)よりやや厚め。 |
HSP | 【Harlequin Special
Set】ハーレクイン・スペシャル・セット。 その時のテーマに応じた3作品を、表紙を新たに再版し、1つのボックスケースに入れてセットにしたもの。 特別企画。 |
HSX | 【Harlequin Historical
Extra】ハーレクイン・ヒストリカル・エクストラ。 エクストラ企画の1つ。 表紙はHSに似ている。 |
HT | 【Harlequin
Spotlight】ハーレクイン・スポットライト。 様々なシリーズもののスピンオフなどが出た。 表紙は写真。2006年のみ刊行。 |
HTP | 【Harlequin Spotlight
Plus】ハーレクイン・スポットライト・プラス。 ハーレクイン・スポットライト(HT)と同じで、様々なシリーズもののスピンオフなどで構成。 2007年末より刊行、2008年10月、休刊。 |
HVP | 【Harlequin Value
Pack】ハーレクイン・バリューパック。 新作と再版をテーマにあわせて3冊セットにしたもの。中身はD、R、T、Lなど様々。 |
HQ | 【Harlequin Enterprise】ハーレクイン社。 またはハーレクイン&シルエット社のロマンス小説の略。 |
HQB | 【Harlequin
Bunko】ハーレクイン文庫。 2005年5月より刊行。文庫サイズ。 以前、休刊したB、BL、BRの流れを汲むと思われる。 表紙は人物の顔写真と風景写真の合成。背表紙はパステル系。 |
HQSP |
【Harlequin SP Bunko】ハーレクインSP文庫。 3冊目より、RやLで発行されたものを文庫化したラインに。 |
I | 【Harlequin
Image】ハーレクイン・イマージュ。 ハーレクインロマンス(R)よりもほのぼのした優しい爽やかな作品が多い。 実は日本独自のカテゴリーで、R作品から選び出しているらしい。 2007年よりシルエットロマンス(L)休刊に伴い、このラインの作品も組み込まれることに。 表紙は、白地に風景や小物の写真。 丸い写真→四角い写真→表紙横幅いっぱいの写真・上部に大きくImageのロゴ(一時つるつる加工)。 背表紙は、白地に2本ライン→パステル系→白地に上部パステルカラーへ変遷。 |
IM | 【Silhouette Intimate
Moments】シルエット・インティメット・モーメント。 大人な雰囲気のロマンス。 白っぽいイラストの表紙。 休刊。→後にLSへ |
IVB | 【Harlequin Image Very
Best】ハーレクイン・イマージュ・ベリーベスト。 イマージュ(I)の特別再版。 表紙はIに似ている。 |
IX | 【Harlequin Image
Extra】ハーレクイン・イマージュ・エクストラ。 エクストラ企画の1つ。 表紙はIに似ている。 |
JMO J.M.O. |
【Japan Mail
Order】日本メールオーダー社。 出版社。一時期、ロマンス小説を出していた。 ミステリー、サスペンス、ヒストリカル、コンテンポラリー、セカンドチャンス・アト・ラブ、エメラルド・ロマンスなどがある。 |
K up | 【Harlquin Select】ハーレクイン・セレクト。 ロマンス、イマージュ、デザイアなどで人気が出た作品の再販。 恐らく、クラシックスやリバイバルやリクエストが統合されたライン。 表紙は上部が写真(たまにイラスト)、下部にタイトルと作家名とキャッチコピー、真ん中に斜めに「Select」。 何故アルファベットがKなのかは謎。既刊?過去作品?輝石?かき集めってことはないよね? |
L | 【Silhouette
Romance】シルエット・ロマンス。 基本的にアメリカが舞台。もしくはアメリカ人女性がヒロイン。 コミカルで爽やかな恋を描いたものが多い。 表紙は、白地にイラスト入り・青背表紙→白地にイラスト入り・赤背表紙(以上、サンリオ時代)→モデル写真表紙・背表紙ばらばら無地→灰色と白の縦縞・イラストか写真へ(季節やミニシリーズやテーマによって縞の色が異なることがある。)→パステルグリーンと白の縦縞・四角くイラスト、と変遷。 2007年より休刊。以後、このラインはイマージュ(I)へ。 |
LS | 【Silhouette Love
Stream】シルエット・ラブ ストリーム。 サスペンスの要素の高いものが多い。ファンタジーやSF風味のものが入っていることもある。 基本的にHOT。 日本では休刊となったA、G、IM、Uなどだが、ハーレクイン本社としては発行が続いていることがあり、そういったものがLSとなって刊行されることがある。 表紙は、右がやや濃い色(アルファベット模様入り)、左が灰色・背表紙は濃い色→右がやや濃い色(剣や蔦の模様入り)、左が白、中央右寄りに四角くイラスト・背表紙は濃い色→表紙は右が青紫(弾痕?の模様)、左が白、中央右寄りに四角くイラスト・背表紙は青紫→表紙はサスペンス風に加工した写真・背表紙は青紫へと変遷。 R・L・Iなどより少し厚め。つるつるした加工。 2007年12月、休刊。 |
LSX | 【Silhouette Love Stream
Extra】シルエット・ラブ ストリーム・エクストラ。 エクストラ企画の1つ。 表紙はLSに似ている。分厚い。 |
LV | 【100LOVE】100LOVE。 人気作家の100冊。装丁がカバー付きで豪華。 |
LVB | 【Silhouette Romance Very
Best】シルエットロマンス・ベリーベスト。 シルエット・ロマンス(L)の作品を特別再版。 表紙は以前のLと似た縦縞。 |
MRB up | 【Harlequin Mira Books】ハーレクイン・MIRA文庫。 →MIRA文庫 |
MIRA | 【MIRA
BOOKS】MIRA文庫。 ハーレクインの初期の頃の人気作品や一味違った新作を文庫化したもの。 本屋に在庫を置いておいてくれるので比較的手に入りやすい。 背表紙は紺色に山吹色のライン。マークは黄色の星。 アルファベットはMRB。 同名の漫画雑誌もある。→COMIC MIRA。 |
N | 【Silhouette Special
Edition】シルエット・スペシャル・エディション。 大人っぽい雰囲気の作品。アメリカ映画の大人の男女の恋愛のよう。 表紙は、表紙・裏表紙が全部繋がった1枚のイラスト→イラスト入り帯カバー→表紙・裏表紙が全部繋がったイラスト→表紙のみイラスト→パステルカラーの背景に、やや右下よりに四角いイラスト(上部は波型)。 ハーレクインロマンス(R)・シルエットロマンス(L)・ハーレクインイマージュ(I)などより少し厚め。 2008年1月、休刊。 |
NRC |
【Nora Roberts
Collection】ノーラ・ロバーツ・コレクション。 |
NX | 【Silhouette Special Edeition
Extra】シルエット・スペシャル・エディション・エクストラ。 エクストラ企画の1つ。 表紙はNに似ている。 |
O〜U | |
P | 【Harlequin
Presents】ハーレクイン・プレゼンツ。 初期は人気作家の新作長編。かなり厚め。ソフトカバー。 後にPは再販ものの作家シリーズへと変わる。 新作長編はハーレクイン・プレゼンツ・スペシャル(PS)というシリーズとして発行。 【Harlequin Presents Author】ハーレクイン・プレゼンツ・作家シリーズ。 人気作家のシリーズものを再販。 作家シリーズは作家ごとに表紙の色が異なる。 パステル系・ざらざらの紙→ダーク系・つるつる加工→ダーク系・イラスト有・つるつる加工。 |
PB | 【Harlequin
Presents】ハーレクイン・プレゼンツ・作家シリーズ・別冊。 人気作家の2,3話もののミニシリーズが収録されている。 ヒストリカル(HS)が2話分だとかなり分厚い。 |
PF | 【Harlequin Perfect
Family】ハーレクイン・パーフェクト・ファミリー。 ペニー・ジョーダンによるイギリスの名門クライトン家の人々のロマンスを描いたシリーズの復刻版。 表紙はグレー系の淡い花柄地にイラスト。 |
PHS up | 【Harlequin Histrical
Special】ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル。 ハーレクイン・ヒストリカルの再販。たまに新刊もある。 |
PS | 【Harlequin Presents
Special】ハーレクイン・プレゼンツ・スペシャル。 人気作家の新作長編やアンソロジー集。 かなり厚め。ソフトカバー。 |
R | 【Harlequin
Romances】ハーレクイン・ロマンス。 一番ベーシックなシリーズ。情熱的なものあり、爽やかなものあり。 舞台はイギリスのことが多い。もしくはヒロインがイギリス人で海外に行く。 作家の出身地により、舞台や主人公が南半球の英語圏の時があり、気が付かずに読み進んでいたら季節が逆転していて驚かされることもある。 表紙は、白(白R)→キャンバス地→ベージュ系大理石風(砂漠かも),以上は3本ラインと丸くイラストが入っている→山吹色の花のアップの写真(オレンジから→黄色に変更)・ラインなし・丸くイラスト入り(一時つるつる加工)へと変遷。 |
Red Dress Ink | 【Red Dress
Ink】レッド・ドレス・インク ハーレクイン社より出版された新レーベル。→MIRAへ。 今を生きる女性達の都会的でお洒落な恋を描いた新しいロマンス小説。 マークは、ハンガーにかかった赤いドレス。 |
RVB | 【Very Best of
Romances】ハーレクイン・ロマンス・ベリーベスト。 華やかなロマンスを描いたミニシリーズなどを再販。 装丁はRの花柄の表紙に類似。 絵の周りの円や文字に立体的に光沢が入っている。 |
RX | 【Harlequin Romances
Extra】ハーレクイン・ロマンス・エクストラ。 エクストラ企画の1つ。 表紙はRに似ている。 |
S | 【Harlequin Supper
Romance】ハーレクイン・スーパー・ロマンス。 シリアスな雰囲気。分厚くて読み応えがある。 表紙は、白地にモノクロ写真→表紙・裏表紙が繋がったイラスト→無地カラー・四角くイラスト入り、へ変遷。 Nよりやや厚め。2003年6月、休刊。 |
SA | 【Silhouette
ASHTONS】シルエット・アシュトンズ。 シルエット・ディザイア(D)系。 カルフォルニアの名門アシュトン家を舞台にしたロマンスのシリーズ。 複数作家による連作。 |
SB | 【Silhouette
Bessatu】シルエット別冊。 シルエット系の作品。 |
SC | 【Silhouette
COLTONS】シルエット・コルトンズ。 シルエット・スペシャル・エディション(N)系。 カルフォニア州の名家コルトン家を舞台にしたロマンスのシリーズ。 複数作家による連作。 表紙は青が基調のイラスト。 |
SCAL (Scal) |
【Second Chance at
Love】セカンド・チャンス・アト・ラブ J.M.O.より出版されていた。休刊。 二度目の恋、もしくは再会ものがテーマ。 表紙は白地。楕円形に風景写真が入っている。 カバー有りのものとカバー無しのものがある。 背表紙には蝶のマーク。 単語の頭文字を取った略号。本そのものに、この略号は書かれていない。→セカチャン。 |
SD | 【Silhouette
DANFORTHS】シルエット・ダンフォース。 シルエット・ディザイア(D)系。 ジョージア州の名家ダンフォース家を舞台としたシリーズ。 複数作家による連作。 表紙は全面イラスト。 |
ST | 【不明】ハーレクイン文芸書。→文芸書 STは【Single Title】の頭文字ではないかとの意見有り。(テディ様より) 通常のハーレクインよりも分厚く読み応えがある。 ハードカバーのものとソフトカバーのものがある。四六サイズ。 |
STC |
【Single Title Collection】シングル・タイトル・コレクション。 |
STH | 【Silhouette
36Hours】シルエット・サーティーシックス・アワーズ。 災害に見舞われたコロラド州のとある小さな町の人々のロマンス。 複数作家による連作。 表紙は写真。『36』と大きく数字が入っている。 短期のシリーズ。 |
T | 【Harlequin
Temptation】ハーレクイン・テンプテーション。 かなりHOTな作品が多い。 表紙はイラストか写真。過激度も高い。 背表紙は、ばらばらの無地→赤→黒→ローズ色、と変遷。 Tの中でも情熱的なものはBlazeとして出版された。通し番号はTと同じ。 ブレイズは、2004年6月にTより分離した。→BZ 2005年5月休刊。 |
U | 【Harlequin Suspense
Romance】ハーレクイン・サスペンス・ロマンス。 その名のとおり、サスペンスもの。 表紙はイラスト、背表紙は白。休刊。→後にAへ |
V〜Z | |
V | 【Harlequin Romance movie
series】ハーレクイン・ロマンス・ムービーシリーズ。 ハーレクイン作品を映画化したビデオの原作本。休刊。 『表表紙に「ハーレクイン・ロマンス・ムービーシリーズ」、裏表紙の説明文では『ハーレクイン・ロマンスを映画化したビデオカセットの原作本』と説明が書かれていて、表・裏の表紙には絵ではなく映画のワンシーンとおぼしき写真が使用されています。』(Hope様より) V-1『メレディス〜恋の旅路』トーリー・ケイツのみの模様。 ビデオはレンタルビデオショップなどでたまに見かけることがある。 |
V | 【Harlequin My
Valentine】マイ・バレンタイン 愛のおくりもの。 季刊本。バレンタイン・デーがテーマ。3〜4作品収録。分厚い。 もともと背表紙に記号はないが、最近ではクーポンに記号が入っている。 |
W | 【Harlequin Wedding
Stories】ウエディング・ストーリー 愛は永遠に。 季刊本。結婚式がテーマ。3〜4作品収録。分厚い。 もともと背表紙に記号はないが、最近ではクーポンに記号が入っている。 |
X | 【Harlequin Christmas
Stories】クススマス・ストーリー 四つの愛の物語。 季刊本。クリスマスがテーマ。3〜4作品収録。分厚い。 もともと背表紙に記号はないが、最近ではクーポンに記号が入っている。 |
Z | 【Shilhouette Summer
Sizzlers】サマー・シズラー 真夏の恋の物語。 季刊本。夏がテーマ。3〜4作品収録。分厚い。 もともと背表紙に記号はないが、最近ではクーポンに記号が入っている。 |
作成:2003/10/01,最終修正:2016/11/23 byおとなしおっと
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【参考文献】
『広辞苑 第2版補訂版』岩波書店
『岩波 国語辞典 第3版』岩波書店
『ライトハウス英和辞典 初版』研究社
『新クラウン和英辞典 第5版』三省堂
『imidas1993別冊付録 外来語・略語辞典』集英社
『電子辞書 PA-840』SHARP
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