グラナダ版『シャーロック・ホームズの冒険』の
ホームズの部屋を間取り図ソフトで再現してみた。
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ホームズの居間と寝室は2階にある。
ワトソンの寝室と浴室(配管有り)は3階にあるらしい。
1階は玄関・ハドソン夫人の部屋・台所などがある模様。
黒板・オットマン・小テーブル・八角形テーブル・実験用の机・植木・絵の額縁などは、
始終移動させられていた。
テーブルクロスは洗濯するためか、頻繁に違うものが敷かれていた。
カーテンは黒地に大きな白の花柄で、
黒か濃緑の飾り縁取り付きの白いレースのカーテンとセット。
ソファは藤製なのか、背もたれは編み目になっている。
なお、絨毯は敷き詰めではなくて、一部に敷いていただけのはず。
壁は下から50cm程が白い腰壁になっていた。
実験室付近の三角柱の棚はワトソンの机と同じタイプのものかもしれない。
調べていた時にどちら向きなのかがわからなくて、三角にしてしまった。
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居間側から見た間取り図
ホームズの部屋は中盤頃の家具配置。
船の模型はワトソンが作ったもののはず。(『入院患者』)
何故ホームズが持っているのだろうか?
それにしても、こんなところに船を置いて邪魔じゃないんだろうか?
八角形のコーヒーテーブルは居間に置かれていたり(『ぶなの木屋敷の怪』)、
船の模型の奥に置かれていたりすることも。(『四人の署名』)
黒板立ては形が違う可能性大。
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暖炉がよく見える間取り図
ホームズの部屋はやや後半の家具配置。
ワトソンが怪我をしてベッドで寝ているホームズを
オットマン(鏡台用の椅子かも)に座って見守るシーンがあった。(『高名の依頼人』)
ホームズの蘭と書かれているものは、Aspidistra(アスピディストラ)っぽい発音だった。
和名は葉蘭(ハラン)で緑の葉の観葉植物。
どうやら邪魔だったらしくハドソン夫人に移動されていた。
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真上からの間取り図
ホームズの寝室は後期の家具配置。
間取り図としては一番見やすい上からの構図。
南北がよくわからないので、本当は上下が逆かもしれない。
ホームズの机前の皮の椅子の色が濃くなったような気がした。
寝室のタンスには鏡がついていた。
時計と下の図に書き込んでしまったものは、気圧計らしい。
(みっちょん様、情報ありがとうございます!)
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使用ソフトは『せっけい倶楽部』。
ソフトに調度良い家具がなかったものは、後からフォトショップで加工。
直しきれていないものも多々ある(帽子掛けなど)けれど、悪しからず。
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作成: おとなし おっと 2007/03/01(修正:2015/02/20)